【おすすめ科学本】文系のための理系読書術
[おすすめ度] ★★★☆☆
[読みやすさ] ★★★★☆
[知識習得] ★★★★☆
[ひとこと]
このブログは「5冊買った中で最も良かった1冊を紹介」を原則ルールにしています。
最近は科学や数学の本が多くなってきましたが、本書は理系全般のどこから学び始めるか、1つの道しるべになると思います。
作者の齋藤孝氏はいったい何冊出せば気が済むんだという程多産作家です。
彼自身もとても自分では書いてないとは思いますが、多産作家はゴーストに書かせて監修だけする(医療系は特に問題になっていますよね)、または何十冊もひたすら同じことだけ言うような連中がほとんどの中、齋藤孝氏の本は高いレベルで安定しています。
本書は、その作者が生物、医療、科学、数学、化学、物理の本について、実際に読んできた中でのお勧めを紹介しています。
※このブログで紹介した本も載っており、彼が実際に読んでいることは分かりました。笑
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私も含め文系にとっては、理系分野はいつまでも未知の領域に感じてしまいます。
けれど、「人生に未知の領域がまだまだ残っている」ことは、歳を取ってくると本当に貴重なことだと感じます。
金と女に繋がらない物は全て無駄、みたいな人間が社会の大半を占めるのかもしれませんが、未知の領域を学ぶ知的好奇心は決して無駄ではないと考えます。
そして、遺伝や数学などを知れば、「全て無駄人間」よりもよほどそれらも手に入るのですが、書評ブログでは控えます。笑
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他の幾多の分野と同様に、科学も「現状有力な仮説」であり、これからも永久に発展し、覆され、新しくなっていきます。
私たちは本を買うことで科学世界を応援し「観客」になれるなんて、本当に素敵なことだと個人的には思います。
数人のファン様のサポートがあって6年以上執筆続けてこられました。 本当に感謝です。 (無料読書は要らん)