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ひとりごとじゃ、なかったんだ。

ゲームのポケモンをしている小2のひーくんは、プレイ中めちゃくちゃ楽しそう。そして、ものすんごく、やかましい…。

いっけ〜、ダイストリーム!!
あ、あ、あ、あぁ!?
もう終わっちゃったや〜ん!!
お、いいぞ、いいぞいい感じ!!!

ゲーム中、ずっとこんな調子で大声を出している。

こんなにひとりごと言う子だったけ?と疑問に感じていたのだが、ふと気がついたことがあった。

ひーくんは1日約1時間のゲーム時間を、朝・昼・晩と3回に分けてたのしんでいる。そして大声を出しているのは昼と晩が圧倒的に多く、朝はほとんど無言でプレイしているのだ。

何が違うんだろ…?
と考えてみたら、朝はひーくんのゲームを見るギャラリーがいない。私や夫はそれぞれPCで仕事。妹のさーちゃんはまだ寝ていることも多く、ひーくんのゲームを一緒に楽しんでいるギャラリーがいないのだ。

一方、昼や夜は妹のさーちゃんや私が、ひーくんのゲームを眺めている。一緒に楽しむギャラリーがいる。

だからひーくんは、ひとりごとではなく、ゲームをもっと面白くするために、たのしい気持ちをシェアするように、大きな声を出していたのだった。

実際、ひーくんに「お昼にひとりでゲームする時は大きな声出すの?」と聞いてみると「出すわけないや〜ん!」と返事がかえってきた。

やかましいほどの大きな声。
でもそれがあるから、見ているこっちまで楽しくなるんだね。

ひーくん、こらからも大きな声でポケモン楽しんでくださいな!



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