顔面にボールを受けても
「うわぁ!」
リフティングを練習していた、もうすぐ3年生になるひーくんの顔に、サッカーボールが当たる。
それは、側から見ていてもかなり痛そうで、その前からすでに何度か顔にボールが当たっていた。
今日いちばんの顔面ヒットを受けて、顔をしかめるひーくんに、
「リフティング練習、おしまいにする?」
と思わず声をかける。そして返ってきたのは、
「うんうん。また続ける!」
想像していたのとは真逆の言葉だった。
ひーくんは、すぐにボールを拾いあげ、またリフティングの練習を再開する。
ほんの数日前なら「痛い〜。もうやめる〜」と言っていた気がするのに、ひーくんはいつのまにこんなに成長したんだろう?
いま彼自身が、リフティングが上手くなってきていると実感しているかならなの、痛さよりも上手くなりたい気持ちが勝っているからなのか。
たった数日で、ずいぶんとたくましくなったひーくん。
子どもの成長を間近で見られること、「ママ、一緒に公園に行こう!」と笑顔で誘ってくれるこの時期を、大切にしたいと思う。
ひーくん、リフティング10回、たのしみにしてるよ!
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