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-一番の盛り上がりを見せた回- 大河ドラマ「麒麟が来る」(16)

どーも!

どーも、こんばんは!今さっき大河ドラマ見てきました!今回は麒麟が来るで一番の盛り上がりを見せた回だと思う。その所以をここに書き連ねる。では、本番どうぞ。(多少ネタバレあり)

名前と顔一致のための相関図↓

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大桑城に行くとは...

 かわいがっていた息子二人(次男三男)を長男に暗殺され本拠である稲葉山城からでた道三。なんと大桑城にいった。大桑城はもともと美濃土岐氏の居城だったこともあり、かなり大きな城ではあった。だがここは道三が敵対し、下克上により追い出した土岐頼純、頼芸の居城であった。そこに拠った道三の心境が窺える。次回行われるであろう長良川の戦い(道三vs利政)はほんとに悪い結果しかもたらさなかった。

人質、家康

 場所は移り、駿河でのお話。今川義元の右腕である軍師、太原雪斎が病死した。その情報を近隣諸国に漏らさないために、雪斎の治療にあたっていた東庵先生と駒は臨済寺に閉じ込められる。そしてそこに、一人暇そうな松平元信(後の家康)がくる。明るく振舞っていたが、その心のうちはどのようなものであったのだろう。家康は数え年三歳で母(於大の方)と生き別れになり、六歳で織田氏の人質となり、八歳で父親が暗殺され、そして今度は今川家の人質となり、居城である岡崎城に帰ったときは今川家臣がいたため本丸にすら入れず、幼少期かなりの苦労をしていた。今川家人質時代に家康は雪斎に勉学の手ほどきを受けていたといわれている。家康は八歳から十九歳まで駿府に人質として、いた。のちの家康を形成したのはこの駿府、そして雪斎による手ほどきであるのかもしれない。

十兵衛(光秀)の心境

 幼き頃から一緒に学んできた利政、そして自分を厚遇しなんだかんだ恩を感じている道三。その親子が戦うとなったとき、十兵衛はどうするのか。十兵衛は何を考えていたのであろうか。現実的に考えるならば、明智家と明智の荘をどうやって守るか、そんなことを考えていたのかもしれない。大河ドラマの十兵衛はどうすれば美濃が豊かになるかを考えている。そう考えながらも、心の中ではただ単に二人に死んでほしくないと思っているかのような印象を受ける。結果的に道三側につき十兵衛は美濃から出奔して放浪するのだけれど、個人的にはこれからが楽しみだ。

一番の盛り上がりを見せた回

 前回までは重大な事件は起こらなかった。しいて言うならば帰蝶の嫁入りくらいだろうか。だが今回は光秀前半生での最大の事件、長良川の戦いの前触れの回だった。本戦はドラマチックに一騎打ちとかやるのだろうが、次回でやる長良川の戦い本戦は今回より盛り上がらないと思う。本戦まで行ってしまうともう双方覚悟を完全に決めてしまっているため、葛藤があまりなくなるからだ。大河ドラマの面白さはフィクションであるが故の人間関係にあると思う。いつも複雑に絡み合った人間関係には楽しませてもらっている。


とはいえ次回の長良川の戦いは楽しみだ!今回はこんなところで、ちゅうす

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