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何を大事にして、何をやらないのか

私のパートナーは専業農家をしていて、
先週の土曜日の朝は一緒に農業関係の機械などの展示会へ。

普段一次産業の仕事に身を置いているけど、私は機械関係にはめちゃくちゃ疎いし苦手。
そして、農業のことは本当によくわからないというのが正直なところ。

なので、機械関係や工作が強めなパートナーや私の作業をサポートしてくださる釣り船を営むお兄さんに頼っている。(人には向き不向きがあるので、時間がかかりすぎて難しいことはわかる人にお願いするスタイルです)

たまたまこの展示会に行く直前に下町ロケットのシーズン2を観始めていたことから、私の感想は「下町ロケットで見たやつ!!殿さん!!」という感じで、農機具を見てテンションを上げた。

各メーカーの展示会なので、ピンポイントな作業部分に必要な機械、アタッチメント、大きな機械が色々並んでいた。

「漁業だと船はずっと使えるけど、農業の場合はこれだけの金額をしても、この機械は収穫の1ヶ月とかしか使わないんだよ」と話していて、なるほどなあとなった。

いやいや、たしかに船はずっと使えるけど、一応用途もあるんだよ、とはちょっと思いつつ、農業のほうが圧倒的に細分化されているのだろうなと感じた。

人力では圧倒的に時間がかかるし、最終的には機械頼りになる部分がたくさんある。
けど、その機械自体が高い、機械のメンテナンス維持費もかかるとなると、ある程度の規模の収益が必要。それは、生産年数を重ねていくごとにわかってきたこと。

そういった部分は、農業も漁業も共通してるんだよなと感じた。

でも、そんな数年単位で機械を交換していかないといけないのであれば、よっぽど規模を大きくしていかないと回していけないじゃん。
私はドライブ船のことを片隅に、維持管理のことを思った。

ここからはがらっと話が変わるけど。

基本的にずっとなのだけど、地に足つけて暮らしていくにはどうしたらいいのか、ということを考えている。

何を大事にして、何をやらないのか。取捨選択だなと感じる。

そのときそのときの状況に応じて柔軟な変化は必要だけど、これから1年は勝負な年。

来季生産からは施設量を増やすことができるので、前回よりもわかめの行使施設数を増やす形で準備を進めています。足りてない資材の準備。

そして、漁業に携わってから今まで全然やってこなかった「漁」の部分もちょっとだけやってみることも考えていて、その資材準備も少しずつ始めています。
(漁師といえば漁だと思うけど、私は普段は育てるほうを主とする、海の農家さん的なことをしている)

漁と魚市場への出荷に関してはほんとに初心者なのでできるかよくわからないけど、秋に申請を出して、漁をしている方から直接教わってみての挑戦。

秋以降の一次生産仕事は私のわかめ、ときどき漁、ボスたちの牡蠣作業、ときどきパートナーのいちごのお手伝い、という形になる予定です。

ひとまずは私のわかめ作業を最優先。
4業種の現場作業を全部一気に携わるのではなく、それぞれの繁忙時期によって携わる生産作業の組み合わせを変えつつ、体とそのときの状況、生育管理に無理のない形で少しずつ。

そして8月から9月にかけて、ときどきポップアップとして、シャンプーとコンディショナーを販売します。

実はこれも私個人としては今までやったことはないから初挑戦なのだけど、まず1回はやりたい気持ち。
基本現場作業の合間でのことになるのでスケジュールがどうなるかわからずですが、段階的にやってみたいなと。
(なので、もしよければ近隣の方でポップアップ開いてもいいよ、一緒にやろうよという方や店舗さまがいらっしゃいましたらお声がけくださいませ。私からもお声がけします。)

そして、オンラインでの委託仕事を探しています。これが1番大事なところ。

ときどき忙しなくしている可能性もありますが、ひとまずこの夏から秋以降にむけて進んでいく。

漁とポップアップ自体ができるかできないかは置いておいて、まずは意気込みだけはここに残しておきたいと思う。

そして同時に、日々の暮らしと健康は大事。
通い暮らしのパートナーとの暮らし時間や気の合う友人たちとの時間も大切にできるように過ごしていきたい。

ここまで書いておいて、私はやっぱり欲張りなのかもしれないなと思った。
全部を一気にやりきろうとはせずに、まずは優先順位をつけてやっていこう〜。




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