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素晴らしき筋肉痛

8月14日金曜日、晴れ。

朝から筋肉痛。昨日は午前中にピラティスを30分、夜はジャイロトニックを60分やった。その後、家に帰ってきてからnoteを書き始めたんだけど、途中からモーレツに眠くなってきたのであきらめた。

それでぐっすり眠って朝起きたら、あちこちが痛いという。。。だけども、これはなんだか新しい、今までに体験したことのない筋肉痛だった。

何が違うかと言うと、まず痛くなる場所が新しい。主に背中側と、腕の後ろ側と脚の後ろ側。そして足の裏。そして「痛い」というよりは、「張っている」と言う方が近いような。痛みも体力を奪うような強さはなく、しばらく動いていたら馴染んできたみたいだった。

ジャイロトニックを始めた頃は、よく三角筋(上腕の付け根まわり)が痛くなっていた。それが今日は上腕三頭筋(上腕の後ろ側)に筋肉痛が来ていた。昨日のピラティスは上腕三頭筋にカツを入れる内容だったらしいし、ジャイロではマシンの負荷がいつもより強めだったせいもあっての筋肉痛なんだけど、何でこんなことを書いているかと言うと、この筋肉痛は今まで使えてなかった腕の後ろ側が使えているということを示すものだから。

これ、私にとってはかなり大きな変化なのだった。私は腕の力が弱くて、体育で「1」をもらった中学の時は腕立て伏せも逆立ちもできなかった。これは腕の使い方によるところが大きいと思う。偏った筋肉の使い方が癖になっていて、イメージとしては、5人のチームで分担する仕事を1人で引き受けているような状態。本来10の力でできるところに50の力を使ってヘトヘトになり、自分にはできないと自信を失っていた。それが昨日はちゃんと5人のチームで仕事ができたのだった。みんなが協力すると楽だなあと思う。それが私のめざす「カラダ全部が使えて、本来の力が発揮できる」という状態。

私は腕の力が弱いのではなくて、腕だけで頑張ろうとするから力が発揮できないのだ。昨日はジャイロで重りのついた腕を大きく動かしながら、そんなことを考えた。

私はアレクサンダーテクニークのレッスンで日常の動きの質を高めることをテーマに学んできた。日常の動作は本当に大事で、とても深い気づきや学びがあるけど、それだけだと動きが習慣の範囲内に収まりがちになってしまうから、全身をくまなく大きく使うようなトレーニングもやっぱりいいなと思う。

最初の頃はジャイロトニックに行くと次の日に筋肉痛で何もできなくなっていたので、今の回数券を使い終わったらやめようかと思っていたんだけど、今はもう少し続けてみようかなと思っている。始めたばかりのピラティスも今は全然できないけど、続けていくと見えてくるものがあるのだろうな。

昨日、ジャイロのスタジオのある代々木八幡で見た夕焼け。夕立の後、どこかに虹が出ていたと聞いた。虹、見たかったな。

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