行く予定になかったけど行ったら面白かった「特別展 古代メキシコ」@東京国立博物館 〜2023夏の思い出その2〜
10月から九州国立博物館で開催される「特別展 古代メキシコ」。
この特別展(東京国立博物館)に、7月に行った話。。。
前回の記事で書いたマティス展の後、一緒に行ったYちゃんは旦那さんが海外出張から帰国のため、先に帰ってしまった。まだお昼過ぎだった。なので私は大好きな東博の東洋館に寄って帰ることにした。
まだ今年のメンバーズパスを買っていなかったので、窓口へ、、、と思ったら、
特別展の「古代メキシコ」の当日分が、まだ売っていた。
見とく?いや、ぜんっぜんなんも知らんで。
興味あるか?メキシコ?タコスぐらしかわからんけど、、、大丈夫か?
いやいや、せっかくやし、こんな機会もないやろうから、、、
なんの知識もないままチケット購入、平成館へと向かう。
入って一言、
めっちゃ空いてる、、、!!
私が平成館に来たのは昨年末の「国宝展」以来。東博が所蔵している国宝をこれでもかと展示していて、ものすごい人だった。2年前の「鳥獣戯画のすべて」の時も、、、あの時はインバウンドの旅行客が全くいない時期だったのに、クレヨンしんちゃんの効果もあってか(レキシ効果か)、子供連れも多くて賑わってた。
あ、両方とも「国宝」だったから?今が夏休み前の平日だから?いや、それにしても、このメキシコ展は空いてて見やすい。いいのか?こんなに見やすくて。。。
早速、タコスの原料の神様(トウモロコシの女神)がいた。間違ってなかった。
メキシコに住んだことのある知り合いが、「とうもろこしのトルティーヤ、あれだけ食べにメキシコ行ってもいいぐらい美味しい!」と言っていたのを思いだした。
これみて「ワンピースか何かに出てませんでした?」ってなった。「死のディスク」と言うの名前のわりに、どことなくポップ。ドクロのキャラクターとかモチーフって多いからかなぁ。
顔が、思ってたより細かった。。。
古代メキシコに戻る。
こういった写真のデカいパネルがいくつもあったけど、いくらぐらいするのかなぁって思ったり、手前のデカい石の梱包や運搬にいくらぐらいかかるのかなぁと思った。だって、むちゃくちゃデカいよ、、、
この展示台、間仕切りが素敵だった。今回の展覧会のために作ったんだろうけど、これもいくらぐらいするんだろうなぁと思った。。。(知ってどうする)
ここに本邦初公開の「赤の女王のマスク」(レイナ・ロハのマスク)があった。ここも撮影OKだったけど、私は撮影しなかった。
昔、世界史の授業でツタンカーメンの黄金のマスクのでっかい写真を見せられたその夜、黄金のマスクに追いかけられる夢を見た。なので若干、マスク怖し。
この展覧会に行った後、テレビで古代メキシコ展の紹介番組いくつか見たけど、このマスクなどはあっちの「国宝級」らしい。土地が乾燥してるからか、装飾品とかも綺麗に残っていた。7世紀後半、日本は飛鳥時代ぐらい?高松塚古墳とか?日本は湿度が高いから、こんな形で出土は難しいんだろうな。
高さ170cm、幅118cm、結構デカくて「うおっ!」ってなった。アステカ文明、1469〜86年ということは、日本は戦国時代。どこの国でも戦ってた人がいて、みんな大変な思いをしたんだろうな。戦いの姿は変わったけど、今もまだ人は戦いを続けていて、、、悲しいかな、戦わずにはいられないのが人間なのかな、とも思った。ほんま悲しい。
何も知らずに入った展覧会だったけど、かなり楽しい。日本の時代と照らし合わせたり、アジアと違う造形表現は面白い。この壺もなんか可愛いし。来てよかった。
東洋館に寄るだけのはずだったのに、この時点でマティスの図録と古代メキシコの図録が2冊で、荷物がめちゃ重になってしまった。なんてこった。。。
だけど寄らねば、東洋館には行かなくては。(今回も本館寄らず)
いや〜〜〜、、、やっぱりさらに空いてた〜〜
外国人観光客の姿しかなかった〜〜〜
いいのか悪いのか。。。
あともうちょっと涼しくなったら、また上野行こ。
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