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「うちの子、もしかして発達障害かも…?」と思ったらぜひ見てください!


こんにちは、hisaです!
今回のテーマは「子どもと発達障害」です!

昨年、日本の出生率が過去最下で、事態を重く受けた岸田首相が
「異次元の少子化対策」の発言をしたことは記憶に新しいかと思います。

しかし、子供の数は年々減っているのですが、発達障害をもった子供の
数は実は年々増加傾向なのはご存じでしょうか?

今回の記事では発達障害についてわかりやすく解説していきますので
最後までお付き合いください!

子どもの10人に1人は発達障害をもっている


統計上ですが、今は子供が10人いれば、その中の一人は何らかの障害や発達の遅れを持っていると言われています。

もはや他人ごとではないですよね。
はっきりとした発達障害等の診断名がついていなくても、
いわゆるグレーゾーンと呼ばれる子は実はたくさんいます。

発達障害かも…?と思ったら

僕の子供も発達障害でした

僕の子供も発達障害をもっていました。

1歳半健診の時に、他の子ども達とは明らかに違い、
健診会場の中をひたすら走りまくって、会場の外への脱出を
10回以上試みるという、勇猛さを見せつけましたw

その結果、保健師さんに呼び止められ、健診の一番最後に
個別面談を組まれました。

その時に初めて「グレーゾーン」という言葉を耳にしました。

この時は、まだ発達障害や、自立支援という知識があまりなく、
正直、「ちょっと元気があるだけで、障害とかじゃないよ。」
と思っていました。

発達支援センターは各市町村に配置されてます

1歳半健診の時に「発達支援センター」を紹介されました。
ここは、発達に遅れが見られる子供の相談や支援をしてくれる
所で、各市町村に設置されています。

僕の子供の場合は、1歳半健診でひっかかり、保健師さんの紹介で
やってきましたが、それ以外のケースもあります。

例えば、自分の子供が保育園い通っていて、保育園の先生から
子どもの発達に明らかな遅れが見られるので専門機関に
相談をした方がよいと言われて相談にくる場合もあります。

また自分自身が「あれ、うちの子、なんか他の子と違うかも…」
と感じて、色々と調べた結果、発達支援センターにたどり着く
ケースもあります。

まずは相談!!

自分の子供に障害があるとはなかなか思えず、だいぶ悩みました。
ハッキリとした、目に見えるような障害ならまだしも
いわゆるグレーゾーンだったので、煮え切らない思いでした。

しかし、専門の先生に相談していくうちに、子供の将来の事を
考えるなら、むしろグレーゾーンと言われているうちに
発達支援をしていった方が良いという考えに代わりました。

いわゆる「療育」の本格的な開始です。

1歳半健診の時から、約一年以上支援センターに通い、
相談を続けて、子供が3歳の時に療育施設の利用を開始しました。

療育支援の開始

療育と保育の違い

よく療育と保育の違いを聞かれますが、保育は集団生活の中で、
遊びや活動を通して子どもの心身の成長を促します。
また、利用条件として、親が就業していることが前提です。

療育は、発達障害をもった子供達が専門の施設に集まり
発達障害に対して理解と知識をもった専門の先生が、
小人数の子供に対して個別的な支援を行います。
親の就業は関係ありません。

療育支援を受けるには?

発達支援センターに相談に行き、専門家の視点から、
発達支援が必要と判断された場合、「受給者証」の申請を行います。

この受給者証の申請には医師の診断書、もしくは意見書が必要になりますが
支援センターの方がそのあたりは詳しく説明してくれます。

受給者証が発行されたら、支援を受ける療育施設と契約を結びます。
療育施設では「個別支援計画書」が作成され、計画書に応じた
支援が行われます。

療育を通して何が変わるのか?

社会に適応するためのスキルがアップする

発達障害といっても様々な種類があり、その種類によって特性が変ります。
しかし、基本的に発達障害をもった子供は、他者との交流、コミュニケーション能力の低さが目立ちます。

発語(ことば)が遅かったり、気持ちの表現が苦手だったりするので
お友達とうまく付き合っていけない場合が多いです。

療育施設では保育園等と違い、個別での支援が中心となりまっす。
コミュニケーションが苦手な子供に寄り添って、子供のペースに合わせて
専門的なレッスンを行います。

僕の子供も療育を開始してから、徐々に言葉を話すようになり、
一生懸命、自分の気持ちを表そうとするようになりました。

お友達が増える

保育園のような集団生活の場だと、子供によって成長の度合いが異なります。単純に月齢の問題もあるのですが、やはり発達障害がある子供と
無い子供とでは一緒に遊ぶ際にうまくかみ合わない場面も見られます。

療育施設ではみな発達に特性がある子供たちで、また少数の為、
気の合うお友達と自分たちのペースで遊べます。

そのため、療育施設で出会ったお友達とはその後も仲良くなり、
結果、自分と気の合うお友達が増えます。

放課後等デイサービスに通える

通常、保育園等を卒園して、小学校に入学すると、親が仕事で家にいない場合、学童保育を利用する方が多いと思います。

しかし、発達支援事業所で療育を受けている子供たちは、
「放課後等デイサービス」に通うことができます。

小学校にあがっても継続して療育を受けることができます。
親も共働き世帯が多いので、お仕事中も子供を預かってくれるため
安心できます。

僕の子供の場合ですが、保育園を卒園後、小学校に入学し、
療育も保育園の時に受けていた療育施設内にある放課後等デイサービスに
通うことができました。

送迎サービスもあるため、小学校が終わったあとに
放課後等デイサービスの先生が小学校まで迎えに来てくれます。
帰りは仕事を終えてから親が放課後等デイサービスまで迎えに行きます。

送迎サービスなどは事業所によって違いがあるみたいですが、働く親にとって非常に助かります。

おわりに

冒頭でも書きましたが、発達に何らかの障害や特性が見られる子供の数は
年々増えており、療育や発達支援というカテゴリーは実に身近な存在となってきています。

子育て中の方もですが、これから結婚出産を控えた方も知識としては
抑えておいた方が良いかなと思います。

最後まで見て下さりありがとうございました。
この記事が誰かの役に立ってくれれば幸いです。


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