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小学校1年生の「壁」と今話題の学童保育問題…「小学生って、ママパパが思ってるより苦労してます💦」


こんにちは、今回のテーマは「小学1年生の壁と学童保育」についてです!

小学1年生の壁って聞いたことありますか?
一般的に保育園や幼稚園を卒園して、小学校へ入学しますよね。
この時、実は生活環境ががらりと変わって、
中にはそのために転職までするご家庭もあるんです💦

小学1年生の壁とは…


ここでは小学1年生の壁について説明していきます。

保育園と違って、学校の授業が終わると家に帰ってくる

今までは、仕事が遅くなっても保育園なら7時ぐらいまで
(園によって異なる)見てくれていたのが、
小学校は授業が終わったら家に帰ってきます!

しかも小学校1年生は授業自体終わるのが早いので、
家に帰ってくるのも必然的に早くなります!

日本の世帯の約7割が共働き世帯と言われています。
いくら小学生とはいえ、まだ一年生です。
両親が不在の中、家で一人でお留守番は不安すぎますよね…

長期の休みが入ってくる

夏休みや冬休みですね、保育園時代にはなかった長期休暇です。
これをどう対応するか、親は悩みますよね…

おじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいればいいのかもしれませんが、
日本の核家族率は18歳未満の子供がいる世帯では約82%をしめている状況です。

親の活動が増える

PTA活動や朝の立ち当番、子ども会など、保育園の時には
なかった活動が増えてきます。

学童保育問題とは…

共働きで、なおかつ子供が小学生の場合、学童保育の利用が一般的ですが、この学童保育の問題が話題となっています。

定員割れで入れない(待機児童問題)

学童保育を行う場所自体は増えてきていますが、数が足りない状況です。
希望する学童保育に入れず、自宅待機を余儀なくされています。
そうなると親もフルタイムでの就業が難しくなります。

部屋が狭くてぎゅうぎゅう詰め状態。子供同士のケンカも…

学童保育の部屋の間取りは、子供一人当たり1.65㎡となっています。
正確には1.65㎡以上なのですが、定員マックスの状態の学童保育の部屋を見ると確かに狭いです。

支援員の問題

現在、学童保育では定員40名に対して2名のスタッフ配置を取り決めていますが、この2名のうち1人が放課後児童支援員のライセンスを持っていれば良いとなっています。

つまり後の一人は無資格でも問題なしとされているのです。

小学生は多感な時期で、子供とは言え対応が難しい子もいます。
放課後の限られた時間とはいえ、集団生活の場です。
配置されるスタッフには専門的な知識や経験が必要なのではないかという
声が聞かれています。


おわりに

僕が児童福祉の世界に入って、一番最初に受け持ったのが、
それこそ学童保育でした。

子供たちは、それまで「学童の先生はただ見てるだけだー」
と思っていたみたいで、
最初は信頼関係を作るために一緒にたくさん遊んで、いっぱい汗をながした思い出があります。

小学生とはいえ、コミュニケーションもとれる立派な人間です。
中途半端に子ども扱いする大人は信用されません。

その時の学童保育の子たちとは上手く信頼関係が作れたので、
学童保育を離れた後も、未だに仲が良いです。

最後まで見て下さりありがとうございました。
学童保育に対する国の手厚い配慮を心より願います。





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