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【行政DX】アツい公務員は、いる! 公務員アワードは全国各地の優良事例を知れる良い機会

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、元々 岡崎市役所で働く公務員でした。「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワードの初代・2017年の受賞者でもあります。29歳、最年少受賞でした。

岡崎市の康生通商店街の空き店舗を借り、みんなが集まれる場「ここやる」のブログに、受賞した時に記事があります。当時の想いが掲載されています。(ブログに書いて残しておくと数年後に役立つ好事例)

2017年当時、自分で書いた文章ですがこの頃から想いはずっと変わっていないんだなと感じました。引用します。

活動的な公務員がもっと増えていけば、「公務員の1%が変わればもっともっと社会は良くなる」との言葉もあります。社会を良くすることは、私たち公務員の責務です。これからどんどんと社会課題は複雑化して、社会が変わるスピードはますますはやくなってきます。そんななかで社会の超基礎的な部分を支えて、社会を構成する仕組みを整えていけるかということは、能力や才能というよりも「志」だと考えています。
様々な障壁はあります。いろんな言い訳もできます。けど、やらないと社会は衰退していくことはわかりきっています。

ここやるブログ

今回、2023年版のアワード表彰式があり、歴代受賞者として参加させてもらいました。ちなみに第1回 2017年の時は、こういった表彰式は一切なく盾が贈られただけでした。どんどんと大きくなっていて感慨深いです!


「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」とは?

株式会社ホルグが主催し、2023年で7回目を迎えました。
自薦ではなく、他薦してもらわらないといけない。しかも、公務員が公務員を推進するアワード。そして、審査員も公務員(歴代受賞者)。

本アワードは、地方公務員の他薦をもとに、活躍する地方公務員が審査を行い、『地味』『派手』を問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員(教育、福祉、警察、消防等を含む)を表彰する取り組みです。

地方自治体には組織の中で高い成果を上げている多くの地方公務員が存在しています。しかし、行政が行う業務には地味で目立たない仕事もあり、活躍する公務員の成果やノウハウに光があたる機会は限られています。そこで本アワードでは、高い成果をあげた職員の活躍を一般市民や他自治体、そして、メディアへ共有し、地方公務員がより力を発揮できる環境を構築できればと思っています。

HOLGウェブサイト

第1回 2017年からはじまり、受賞者は今回の第7回 2023年で80人を超えました。世の中には先行事例や優良事例を生み出した公務員や市役所がそれだけあるんです。

自治体職員は、高度に複雑化し多様化している社会課題に日々立ち向かっています。もちろん、公務員の力だけではなく「官民連携・公民連携」によって、民間企業やNPO等の団体と連携しながら取り組みを進めています。

善き前例はある。そして、つくれる!

「地方公務員アワード」は、単なるキラキラ系公務員を表彰するものではありません。善き前例の共有と前例を生み出す勇気を公務員にわけあたえてくれるものになっています。

過去、どういった方がいたかは以下のリンク集をご参照ください。

▼2023年および過去の受賞者はコチラ
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2023
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2022
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2019
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2018
・『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2017

HOLGウェブサイト

地方公務員アワード2023表彰式、どんな様子だったの?

アーカイブ動画があります。5時間近い長丁場。
HOLG代表の加藤年紀さんのポスト(ツイート)にもあるように、一部差し替えになる予定とのことなので、お早めにご覧ください。

Youtube動画はこちら


全国各地から100名超の公務員や民間企業の方も集まっていました。会場はLINEヤフーさんが運営するLODGE。個人的に、久々にLODGEへ訪れることができて嬉しかったです。

会場の様子

受賞者のインタビューやディスカッションをグラレコをリアルタイムで描かれていました。山脇 英明さん小川 綾さんによるグラレコ。めちゃくちゃすごい(ちなみに、2人とも現役の公務員)

受賞者に訊く・グラレコ…その1
受賞者に訊く・グラレコ…その2

5時間見るのはつらいけど、、、という方はグラレコである程度把握できるはずです。

熱量が高い人たちと、熱量をさらに高める

暖かいエールの数々!

私が「岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政に挑戦すること」を参加者はみんな知ってくれていて表彰式の前後や休憩時間にたくさんの方からエールをいただきました。「同世代として、本当に応援しています!」といった声や公務員だからこそのエールをたくさんいただきました。

中野区役所職員から中野区長になられた酒井 直人さんからも応援いただいております。

中野区長 酒井直人さん

同じく公務員アワード受賞者である北九州市役所職員から市議になられた井上 純子さんからも応援いただいております。

北九州市議会議員 井上純子さん

全国各地の優良事例や先行事例をどんどんと導入し、もっと良い岡崎市に向けて気張っていきます。

公務員アワードの表彰式の様子

2023年受賞者の皆さんと審査員・スポンサーの皆様、おめでとうございます!

おめでとうございます!

2022年受賞者の寺井優介さんnote「地方公務員アワード表彰式に参加!」


交流会も大いに盛り上がり、熱量の高い方々とお話ができました。久々の方もいるなかで「みんな、それぞれの道でがんばっている!!」と勇気をもらえました。私も負けていられない、まだまだ走っていける!

盛会な交流会

こうした出会いの場を自己満足や承認欲求を満たすために使うのではなく、つながりを仕事に活かすアクションが何よりも重要だと私は考えています。

たくさんの方とのつながりを本業にも今後の個人の活動にも活かしていけるネクストアクションがたくさん生まれたので、とてもワクワクしています!

それぞれの分野の第一人者の皆様! 写真を撮らなかったですが、たくさんの方とお話できました(アワード受賞者は名前も顔も出ているため、名前表記アリにしています)

沼田市(群馬県)、中野区(東京都)、宮崎市(宮崎県)、加古川市(兵庫県)の公務員
桐生市(群馬県)、大和市(神奈川県)、沼田市(群馬県)の公務員
大阪市(大阪府)で歴代受賞者の山中正則さん、八千代市(千葉県)の公務員
袋井市(静岡県)で歴代受賞者の石塚浩司さん


市役所職員を退職した公務員アルムナイの歴代アワード受賞者の3人
佐久間智之さん井上純子さんひるた浩一郎

こうしたアツい公務員たちが、全国にはいます。これを読んでいる皆さんのまちにもいるはずです。アワードを受賞するとかそういうことではありません。

アツい公務員は、きっと、いる。

こうしたアツい公務員たちがもっと活躍できる組織づくりが、今後ますます重要になってきます。

「公務員はめちゃくちゃ切れる真剣を持っている。ただ誰も鞘から抜かない」

皆さんは公務員、とくに地方公務員に対してどのような印象を持っているでしょうか?

「安定」「安心」といったこともあれば、「お役所仕事」という言葉にもあるように「融通が利かない」「言われたことだけやっている」といった印象を持っている方も多いかもしれません。

多くの公務員の能力は高いです。

断言します。

地方公務員の能力は高いんです!

しかし、「めちゃくちゃ切れる真剣を持っている。しかし、誰も鞘から抜かない」こう表現をされている方もいます。言い得て妙。能力を活かしきれていない。

「地域を良くしたい!」「自分の大好きなまちをもっと良くしたい!」
そう思って、毎年多くの新入職員が入庁してきます。

しかし、数年経過すると「死んだ魚の眼で仕事をしている」と揶揄されます。若手の意見が通らない、新しいことや市民のためになることをやろうとしても「前例がない」といって止められる、どれだけ頑張っても給料は変わらない。そんな現実もあります。

これは行政組織として「住民ではなく、上司をみる」や「失敗したら、どうするんだ」といった風土があるためです。悲しいし、悔しい。

しかし、どんどんとトライし、色んなことに試行錯誤しなければ良いものは生まれてきません

・失敗するくらいなら何もしない方がいい。
・良い結果だったとしても、一部の人からクレームがくるかもしれない。

こんな「見えないお化け」に市役所組織のほとんどはビビっています。
もったいない! 市民とともに、未来をつくることが公務員の仕事なのに、もったいないんです!

公務員は「失敗」に対する不安感がとてつもなく大きい。失敗を恐れて「平等」と「公平」を一緒にし、「悪平等」になってしまうケースが散見されます。今後の自治体運営はどんどんと変わらなければ未来はありません。

このnoteもご参照ください。

市長が変われば、市役所が変わる。市役所が変われば、まちが変わる。まちが変われば、未来が変わる。

だからこそ、私は岡崎市の新しい若きリーダーとして…最高位の上司として、市役所の組織風土を変える。そう強く決意し、決意表明をしました。

一人ひとりの公務員が本気で仕事ができれば、市民サービスは格段に良くなる。市民一人ひとりがもっと豊かになると信じています。

昭和二十二年法律第六十七号 地方自治法
第一条の二 地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。

地方自治法

地方自治体の目的は「地方自治法」といった法律で定められています。平成11年までは、地方自治法が改正されるまでは地方自治体は「国や県から言われたことをこなすこと」が仕事でした。

しかし、地方分権一括法により大きく変化しました。どういった変化なのか、ざっくりというと……

住民のためになるなら、自分たちで考えて実行していいよ」ということです。むしろ「国の言うことを待つんじゃなくて、自分たちで考えて、自分たちで実施しなさい」ということなんです。

前例がないからやっちゃダメ、これは法律違反とまでは言い過ぎかもしれません。しかし、前例があろうとなかろうと、若手職員からの提案だったとしても…住民のためになるならば、考えて実行できるように地方自治体はなっています。

もったいない、岡崎市民

岡崎市のポテンシャルを最大限発揮することが市民サービスの向上につながる。たくさんの制度があるけれども、市民は「知らない」「使い勝手が悪い」「公務員に相談できない」といった声がたくさんあります。

非常にもったいないんです!

例えば、現役世代の子育てをしている方、こんなこまった経験をしたことはありませんか?

「子どもが生まれるけど、どういった支援策があるかわからない…」
「子どもを預けて働きたいけど、誰に頼ればいいかわからない…」

一時保育や学童保育といった支援制度もありますし、公的支援以外でも助けてくれる民間サービスもあります。そうしたことが知られていない。もったいない!

市役所の内外の風通しを良くすることで、市民一人ひとりに合致する情報を届け、もっと支援制度を活用してもらうことで「こまった」を「よかった」に変える。


ともに未来をつくっていきましょう!


【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


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