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【行政DX】公務員の休職率増加! 良い政策づくりの秘訣は、ソトとの連携・共創!

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、2012年から2020年まで8年間岡崎市役所の公務員として働いていました(商工労政課6年、資産税課2年)。

岡崎市役所でも休職する職員がおり、体感的には「各課に一人は休職者がいるのでは?」と感じるくらいでした。公務員において休職者が増加していることがニュースで取り上げられています。


◯ 地方公務員だけではなく、国家公務員もブラック

「公務員は安定している!」
「9時‐17時で、楽ができる!」
「いつも窓口で暇そうにしている!」

そんなことを思っている方もいるかもしれません。しかし、地方公務員も、国家公務員もどんどんとブラックな環境が明らかになってきています。

様々なメディア記事で描かれているようにブラックな状態や休職者が増加しています。

◯ 負のスパイラルに陥っている自治体

「人が減る」

「仕事は減らない」

「残った人に仕事の負担がのしかかる」

「休職 or 転職でさらに人が減る」

「仕事は減らない」

「残った人にさらに仕事の負担がのしかかる」

負のスパイラルが自治体では問題になっています。年々、地方公務員、自治体職員の人手不足がだんだんと顕著になってきています。爆弾の投げ合いというか、生き残った人がより過酷な環境に、といった状況です。

私自身もこの問題について、noteにも書いています。ご参考ください。

この現状をなんとか打破していきたい! そう強く私は考えています。

◯ 夕張市のような働き方になるのか?

夕張市(北海道)は、2007年、財政破綻しました。

記事を見てもらえれば過酷さがわかりますが、財政破綻までいくとまちの豊かさとか生活の質とかではなく「必要最低限、維持するために」といった状況になります。

・課長職にもかかわらず、月の手取りが17万円。
・光熱費節約のためマイナス5度で事務作業をする環境
・どんどんと人が辞めていく

こうした状況で働き続けようと思っている方がいる、って郷土愛とか義務感とかそういったこともの以上のなにかを感じる…! そりゃ、どんどんと人が辞めていくわけです。

◯ 決して他人事ではない

「へぇーーー、大変だなーーー、夕張市」って思った方もいるかもしれません。しかし、これは、決して他人事ではないんです。

2014年「896の自治体が消滅する可能性がある」といったレポートが公開されました。10年近く前のレポートですが、とても興味深いものであり、衝撃がありました。

それから10年経過し、コロナ禍もあり少子化は予想以上に加速し、年間の出生数が80万人を割る自体となっています。様々なまちが取り組みを進めていますが、「なんでもかんでも、湯水のごとく税金を使える」自治体はどこもありません

◯ 社会課題解決のためには

人口減少にともない税収も減少します。公務員の人手不足もますます加速していきます。もちろん、DX(デジタル・トランスフォーメーション)をはじめ行政効率化、行政改革、行政DXを進めることが大前提です。

人手不足で眼の前の「作業」しかできない状態が続くと社会課題解決に向けた取り組みの「仕事」がなにもできません。

ライフ・ワーク・バランスで時間効率化をして早く帰りましょう、っていうことだけではなく、「時間効率化し、生産性を上げることで、新しい打ち手や取り組みを実践する時間をつくる」ことが何よりも重要です。

これらを実現するためにも、「ソト」の力が必要です。
民間企業やNPO団体等をはじめ、外部の団体と連携・共創することで社会課題解決に向けた取り組みを効率的に進めることができます。

また、公務員の働き方としても「内部だけ」ではなく外部コミュニティにつながり、どんどんと外に出ていける仕組みも重要です。ひとつがフクギョウの促進です。

「これからの公務員の働き方」セミナーにおいて、noteにも書いたことと重複しますが、何度でも書きますが「ソト」を知ることが何よりも重要です。

働き方の多様化を認め、個々人の能力や意識に合致した働き方ができること……「作業」ではなく「仕事」ができることによって、休職する人たちの割合を下げられる可能性もあります。また、休職した後でも復帰しやすい環境づくりにもつながります。

自治体だけ、民間企業だけ、市民団体だけ、市民だけではなく、それぞれが連携・共創しながら取り組みを進めていく。「こんな働き方もできるんだ」「こうした取り組みもやれるんだ!」を知り、「こんなことやってみよう!」「トライしてみよう!」といった時間を生み出す。新しい取り組みやトライを+1し続けられる仕組みやまちをつくる。

そして、もっと自治体職員が「こんなことやってみよう!」と社会課題解決に向けて取り組める自治体組織をつくることで、市民一人ひとりの「こまった」に寄り添い、「良かった!」に変えられるまちへ。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


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