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【行政DX】公務員のなり手不足が加速。「安定」という幻想とリアルな声とは

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、岡崎市役所の公務員として8年間勤務していました。現在は、内閣府地域活性化伝道師や民間の立場から全国の「市長の右腕」として400以上、まちづくりや政策づくりに携わっています。

元 公務員」として、活動しておりますがまわりの優秀な、想いのある公務員たちもどんどんと辞めていっています。想いがあるからこそ、辞めている現状がある。

こうしたことがニュースにもなり「公務員離れ」が加速しています。
【公務員離れ】地方でも「安定した勤務先」という前提が崩壊 人口減少の自治体で「公務員のなり手不足」が加速する悪循環


◯ 国家公務員も、地方公務員も志望者減少

公務員は安定して、給料もいいし、9時‐17時勤務で楽できる。転勤もないし、良いよねー!」といった幻想が崩れ去りつつあります。虚像です。

先般のnote記事にも書きましたが、災害が発生したときには家族よりも公務を優先します。

いわゆる「ブラック」な環境が知れ渡りつつあり、国家公務員も地方公務員も同様に減少しています。

ニュース記事にも書かれていますが、悪循環に陥っています。

進まないデジタル化。終わらない「仕事」というよりも「作業」。窓口に来る声の大きなクレーマー。数年でスキルがリセットされ、キャリアの積み重ねがわからない。こうしたリアルな公務員の現状が若い世代や学生たちに知られてきています。志望者減少によって仕事のしわ寄せがどんどんと特定の職員に偏っていき倒れてしまう、結果、悪循環に陥っています。

もちろん、そもそも人数が減っているため志望者が減少していることもあるわけですが。それ以上に「公務員=楽」といった幻想が崩れつつあると私は感じます。

少しでも処遇改善へ、とありますが……。

東京都副知事の宮坂学さんのポストもご参考に。労働人口減少はあらゆる領域が対象で、公務員も決して安泰ではないことがよくわかります。

◯ 公務員にも新たな働き方を

これまでもnoteに色々と書いてきていますが、このままにしておくと社会的インフラを支える公務員のなり手が不足し、住民サービスが低下することは明らかです。

公務員はざっくり住民100人に一人の割合で配置されています。38万人都市の岡崎市だと約3500人の職員がいます。ざっくり100人に一人が公務員。

平時ではデジタル化によって多少の住民サービス低下ですむかもしれませんが、災害等における非常時には十分な支援体制をとることができず復旧・復興にさらに時間がかかることが予想されます。

今後、公務員に求められることとしてはこちらのnoteにまとめています。

また、公務員だけで住民サービスの質を担保したりまちづくりや社会課題解決をしていくことは難しいです。終身雇用が当たり前ではなくなる。そんな遠くない将来予測があります。

だからこそ、公務員も複業促進やリボルビングドアとして民間にいってまた戻ってこれる制度を拡充している自治体も年々増加しています。これは絶対に必要な制度であり、スタンダードになっていくべきだと私は考えています。

2024年2月15日(木)に「公務員の新しい働き方」イベントも実施するため、ご興味ある方はぜひお申し込みください!

◯ 「公務員の意識と能力が1%上がれば世の中めちゃくちゃ良くなる」

私、ひるた浩一郎も受賞した「「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」においても優秀な公務員やおもしろい取り組みをしている公務員がたくさんいます(ちなみに、私は、2017年の初回受賞者です

「作業ばかりで、仕事じゃない(ブルシット・ジョブ)」
「働きがいがない。なんのための事業かわからない」
「XXX市は好きだけど、XXX市役所はキライ」

そんな声をたくさん聴きます。私自身、元 公務員といったこともありたくさんの現役公務員から転職相談や公務員を辞めることについて相談を受けます。(迷っている、悩んでいる方等いましたら、ひるた浩一郎のSNSからメッセージにてお気軽にご連絡ください)

こうした優秀な公務員たちのポテンシャルや能力を十分に発揮しきれていない状況がどの市役所にもあります。想いを持って入っても、数年経つと「死んだ魚の目をして働いている」と揶揄されることもあります。

公務員の優秀な能力をポテンシャルを発揮できれば、もっと社会課題解決がすすむ。もっと、より良いまちになると確信しています。いまの状態はもったいないんです!

そのための仕組みとして、外部人材の視点・視野を広げていくことでもっと働きやすい環境や能力を発揮していける…そんな事例をたくさんつくってきました。官民連携/公民連携によって、一緒になって、取り組む

給料を上げるといったことが公務員は難しい状況もあります。民間企業のように能力成果報酬が合わない部署も多く「成果を上げたからボーナス100万円!」みたいなこともできません。

しかし、「まちのために!」「もっと良いまちをつくりたい!」「もっとこうした方が良くなる!」そんな想いにこたえていくことができれば、市役所の風通しも働き方も、そして、まちももっともっと良くなります。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


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