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時間の流れの速さは記憶の密度による。

ゴールデンウィークが終わり今日からまた日常になる人も多い。
今回の写真は自転車旅であらゆる角度から撮った富士山のなかでいちばんのお気に入りの富士山だ。

やはり、非日常で感じる10日間は長く感じる。
歳を取れば取るほど時間の流れが早く感じるというが本当にそうで、経験済みのことをする時間と未経験のことに使う時間では、時間の流れの感じ方が全く違うことに、改めて気がついた。
それがなぜなのか、今回私の答えは、振り返った時に思い出になっている時間が多いかどうかで決まるという結論に至った。
日常でも非日常でもその瞬間に流れている時間は割とあっという間で、自転車旅なんかずーっと走ったり歩いたりしているから、あ、もうこんな時間だとなったりする。
しかし、全てが終わって振り返った時に、
あの出来事がまだ昨日かあ。とすごく前に感じたことがあるだろう。
それは、振り返った瞬間から今に至る過程でいろんな新しい経験をして、それが多く記憶に残っているから長く感じるのだろう。
そんな結論に至った。
もう既にそういうメカニズムだと言われていたかもしれないが、何も調べないで自分なりに出した結果として記しておきたい。


10日間の最初の3日は母親が遊びにきていたため、一緒に過ごした。
3日目母と別れてから次の日の夕方までの時間、やることがなく、正確にはやることを作り出せずに過去一じゃないかと思うくらいメンタルが落ちた。大きな要因としては、有給を3日間とったのに、いつもの休日よりダラダラしていたからだ。
なんとか予定を作ろうと思い、なんとか、考えていた自転車旅を決行することに。
これにもいろいろ葛藤があって天気が良くなかったり、泊まったりするから意外とお金もかかる。
このような足枷があったが、このままではまずいと思いなんとか外に出た。
そこから非日常が始まる。
どんな旅だったかは前の投稿を見てほしい。

やっていることは同じでも、環境や経緯が違うと心の感じ方も違う。
例えば、いつものように家でゆっくりするのと、自転車旅で疲れ切ってホテルの部屋で旅を振り返ったり、テレビを見たりすることは、満足度が全然違う。
ただ、ゆっくりしているのと、何かをやり切ってからゆっくりするのは天と地の差が私にはあった。
困難や課題を乗り越えた後に待っていることにとても価値を感じる人間なのだと認識した。
だから自分で課題設定したり、あえて普通はやらないよなってことを試してみたり、これからそういう時間を増やしていくべきだと感じた。

人生は新しいことを経験しに行く心意気が大切だという、結論に至る。
幸せを感じる瞬間を自分なりに見つけて、それを手に入れる行動をこれからも多くしていきたい。

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