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詩と小説

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ぽつりぽつりと落ちた言葉を集めては歩く。 かたりかたりと睡魔の声で紡がれる物語。
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2019年5月の記事一覧

絵と詩とラ

絵と詩とラ

絵を描くと
眠れなくなって

詩を書くと
眠くて仕方なくなるの

絵は恋を
詩は夢を
きっとどちらも
素敵な贈り物

下書き難し

いつの間にか絵の話ばっかり書いちゃって。
うわー、ってなって下書きにいくつもいくつもnoteを溜めてる。

書いたはいいけれど、何が言いたいのか分からない文章。

それを繰り返していくうちに、書いてるのに投稿しない夜が増えた。

このまま下書きなんて消してしまおうかって。
でも、夜のしじまに生きた自分を捨てるのも、ちょっと勿体ないかも。

何度も自分の文章を読み返し、おかしなところがないか、読み返

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『花の夢』

『花の夢』

夢を見た

学校の二階に庭園がある
どこを見ても色とりどりの花 花 花
人が養分となって花が咲けばいいのに
ふわりと香る風は、私の身体を浮かせてはくれない
人が養分となって花が咲けばいいのに
誰にも私の気持ちなんて分からないんだ
普通の人間の気持ちなんて分からないんだ
風に巻かれてようやく、手足が浮いてきた
人が養分となって花が咲けばいいのに
私のおしりはアスファルトから離れない
庭園に来た友人が

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詩のような文体で書く日記1

体調を崩して寝込んで、睡眠バランスが崩れちゃった。
最近は毎日、ぼうっと眠れぬまま朝を迎えて、日の光と君の声に安堵して夢に落ちたの。
眠りが浅いから久しぶりにたくさんの夢を見られて、それは幸せな目覚めだった。
夢って映画を観るようで、歌声を聴くようで、小説のページを捲るようで、好き。
でも体に良くないのもわかってて、だからまた、ゼンマイを巻きなおさなきゃいけないね。

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