詩のような文体で書く日記1

体調を崩して寝込んで、睡眠バランスが崩れちゃった。
最近は毎日、ぼうっと眠れぬまま朝を迎えて、日の光と君の声に安堵して夢に落ちたの。
眠りが浅いから久しぶりにたくさんの夢を見られて、それは幸せな目覚めだった。
夢って映画を観るようで、歌声を聴くようで、小説のページを捲るようで、好き。
でも体に良くないのもわかってて、だからまた、ゼンマイを巻きなおさなきゃいけないね。

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その体調不良とは関係ないのだけど、今日はなんだか調子が悪かったの。
体は熱いし、手もぴりぴり、関節は痛いし、頭も痛い。
病み上がりだからかしら?でも、何か違う感じよね?って。
今日は彼、朝から出掛けていたから、私は洗濯物を干したらちょっと横になって休んで過ごしたの。
夜、どんどん調子が悪くなる中、彼が晩ご飯を買って帰宅して……原因が判明。

私どうやら、喉が乾いていたみたい。
お腹も空いていたのでしょうね。
ようく考えてみれば、今日は何も食べてなかったし、だからたぶん何も飲んでなかったのよ。
実は結構、定期的にやらかしちゃう、いわゆる脱水症状。
いつも、しんどいな~苦しいな~なんだろな~って悩んで、食事のために動くことすらも出来なくなったところで、彼が水を飲ませてくれて事なきを得る。
なんでだろうね、不思議ね、何度も繰り返してるのになかなか「これ、脱水だ!」って思い付かないの。
まずそもそも「自分が水分を摂ってない」「食事を摂ってない」っていうことに、気付けないの。

これ、ほんとうに不思議なのね。
六年前くらいに、脱水症状で40度近い発熱も経験して、インフルエンザより辛い!もう絶対イヤ!……って、思ったはずなのだけど。
早いうちに食事と水分補給を、無理矢理にでも習慣化しないといけないのよ。
おばあちゃんになって、同じことをしたら、とてもとても危ないだろうから。

ねぇあなた?私の話、聞いてるかしら。
あなたも気を付けてね、怖いのよ脱水って。
最後に水分を摂ったのはいつ?
喉が渇いていなくても、身体はそれを求めているものよ。
さあ、お飲みなさいな、そう、そしたら、またね。