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クリエイター同士が繋がれたら良いな、と思う

製作活動は出産に反比例

お久しぶりのnoteです。ハンドメイド作家として活動中の昼寝猫です。

2019,2020年は出産があり、なかなか思うように活動が出来ず、インプットや自分のやりたい事を俯瞰して再考する2年間となりました。

ハンドメイド開始の当初。

第二子までは夜はきちんと寝てくれる赤ちゃんの子育てをしていたので、日中は子育てをし、子が寝た深夜0時から明け方4時までを活動時間にして3年間360日は毎日製作をしていました。(残りの5日は体調不良とかで出来なかった。)

その頃は月商30万の月もありました。保育園に入れず、パート位の利益を出せたら良いなと思って始めたハンドメイドだったので、ハンドメイドブームにも乗り、結果は上々。

でも、第三子の妊娠が分かった頃から活動が減りました。元々、妊娠時は悪阻がひどく点滴をするタイプでしたが、安定期には落ち着いていたものの、第三子の妊娠時は出産の3日前まで吐いてました。

それでも毎日少しずつ製作し、出産直後も病院にPCを持ち込んで作業をしていました。ただ、第三子はなかなか強者で、間も無く2歳ですがまだ朝まで3回くらい起きて、ひどい時は1時間毎に泣きます。

そうなると製作が出来ないし、私がバタバタ妊娠や出産をしている間にどんどん新しい作家さんが出てきて、市場が拡大していきました。

今は時間もそんなにとれないからまったりに舵切り。月商は10万未満です。

また、いわゆる主婦の趣味スタートのため、ブランディングもマーケティングもあったもんじゃありません。好きな素材を選んで、好きに作って、良くも悪くもがむしゃらに走ってきただけです。

作家のライバルは作家じゃない

これは私の話ですが、こう言った出産や子育てでつまずく作家さんって結構いるんじゃないかと思ってます。今5年くらいハンドメイドを続けていますが、いつの間にか見かけなくなった人は多いです。

子供が大きくなって手を離れた、幼稚園に行くようになって自分の時間が出来た、そうなった時に売れるか不安なハンドメイドで疲弊するよりも、パートで確実な時給で働く方が良いって思ったりする人も多いのではと思います。

実際、私も育児や介護でライフステージが変わるたびに焦ったし、思うようにいかないことが増えていきました。相談したくても作家同士は同業他社のライバル、そんな空気があって淡々と作業するしかない。

でも作家同士はライバルじゃなくて、協力し合う事で相乗効果が出せると私は思っています。

自分が身を置いているとわかりにくいのですが、ハンドメイドを知っていて、わざわざハンドメイドサイトでお買い物をする人って実はマイノリティーだと感じています。

幼稚園のママ友にハンドメイドサイトのminneを知っているか聞いても、半数の人は聞いたことがある、、、程度です。半数の人は知りません。

作家が閉鎖的になればなるほど、限られたパイを奪い合う。それならば、作家同士でコラボしてスピーカーを増やして、ハンドメイドに興味を持ってくれる母数を増やしていけたら良いなと思っています。

クリエイター同士が協力しあえるサービスが欲しい

でも、開かれ過ぎたSNSではどう声をかけて良いかもわからないし、自分が望んでいる事が必ずしも相手の望んでいる事とは限らない。

そんな時に作家同士のマッチングサイトのようなものがあったら良いなと考えるようになりました。

初心者さん向けのブログや情報ってインターネットにたくさんありますが、ハンドメイドサイトに出品してそれなりに販売経験はあるものの、私のようにつまずいてしまった人、悩みを誰にも相談できなくて孤独に戦っている人。

言い換えれば「小さな挫折を抱えている人」が協力しあえるサービスを作りたいです。

悩みや愚痴を言い合って終わりではなく、実務や実益を兼ねる事がしたい。

そんな事を考えながらも、マッチングサイトを作るとするとセキュリティの問題や、私が一人で作ると齟齬が生じる心配もあり、悩んでいたところ偶然にもプログラミングコーチングを始めた中村心さんにご縁がありました。

心さんとはもう10年くらい会ってなかったのですが、SNSではずっと繋がっていて、偶然書き込みを見てコンタクトしました。

毎週、コラボサイトの事を話しています。ただ、コラボサイトの中身やプログラミングのノウハウを教えてもらうというよりも、話す事で思考整理をして長い目で作っていきましょうという感じです。

だから課題が出る事もないし、ひたすら私の質問に対してコーチングをしてくれる形です。

最近、心さんと話しているのは一言コラボ、マッチンングと言ってもユーザーが求めるものは多様という事。

二人の作家さんがコラボして一つの作品を作るイメージで私は提案しましたが、人によっては「作品はアクセサリー 作家である自身が作り、箱物を紙作家さんにお願いしたい」や「そもそも作るのが好きだけど売るのが面倒。自身が作った物を販売してくれる人を見つけたい」といったマッチングもあるよねという話になりました。

私の想像だけではなかなか思い浮かばない事が心さんから出てきて、二人でもこのくらい意見が出るなら「色んな人にヒアリングをしてみんなが本当に欲しいサービスを作ろう」となりました。

また、これはハンドメイド作家さんに限らず、色々なクリエイターさんに参加して欲しいと思っています。

アクセサリー作家さんとアクセサリー動画を製作してくれるYouTuberさんとコラボしたり、かっこいいショップカードを作ってくれるデザイナーさんとコラボしたり。

ヒアリングに協力していただける作家さん、クリエイターさんを今後募集させていただきたいと思っています。

その際には改めてnoteを書きます。

まずはやりたい事を積み上げていって、ブラッシュアップしていきたいです。

2021年は紡ぐ年にしたいです。

刺繍も始めました。

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