子ども服を縫い始めました。

初めての洋服づくり！

突然ですが、子ども服を作りました。
年末年始に宣言したので、有言実行です。

生まれて初めての洋服づくり。ミシンは幼稚園のバザー係をやった時に買ったから、家にあるはある…くらいの初心者もいい所(笑)

すごい時間がかかりました…！

こんな感じ！modaという生地を使って、シンプルワンピースに。

CreemaというハンドメイドECサイトとmodaのコラボコンテストが開催されるとの事で、これを機にやってみようと一念発起。

大人っぽい柄をキッズ向けに

大人っぽい印象の生地を、あえてキッズ作品にしたのは「こういう柄は大人向き」と普通のアパレル市場ではなかなか子ども服にない雰囲気の布だったから。

子ども服って基本的に動物とか星とかコントラストが強めな配色。もちろん意味があって、人混みや公園でも目立つ方が安全性は高いとか
(物陰や木に溶け込みすぎると何かあった時に危ないからね)、子どもが興味を持って楽しんで選べるようにとか(ハッキリした色とか単純な配色の方が子どもは認識しやすい)とか。

あとは王道以外で挑戦したくても、採算がとれなければ企画としては成立しなかったり。

色んな理由からメーカーだとやりにくい事を、今回のように個人のクリエイターなら実現可能な事がたくさんあると思っています。

「誰でも出来る」は「あなたじゃなくていい」

今は誰でもスマホで情報を捉えて、独学でも色んな事を始められて、国民総クリエイター時代とも言えます。

ハンドメイドアクセサリーを何年か作っていると、途中ほぼ必ず、最初の頃のように好きなものを作るというより「売れそうなもの」を作ろうと思って、結局、大量生産にありそうなものとか、他の作家さんとも似たようなデザインになったりします。

私も鉱物アクセサリーをレジンで作りながらも、ふらっとシンプルパールアクセサリーとか出してます。

でもたいてい響かなくて、売れるのは鉱物アクセサリーだし、自分が気に入ってInstagramにも載せるのも鉱物アクセサリー。

自分に響かないものが他の人に響くはずがなく。

なんで子ども服？

元々昨年から、2021年はアパレルを始めたいなと思っていました。
コロナで生活様式がかなり変わり、多くの人は収入が減ったり、先行き不安な日々で緊張していたり。

そんな時にふと、アクセサリーって日常をキラキラさせてくれるスパイスなのだけど、果たしてそれは今必要かどうなのか、考えました。

不要不急が叫ばれ、無駄が省かれ、娯楽も減ってしまった日常。

自粛ばかりの毎日にアクセサリーで花を咲かせる事も大切だけど、自身をはじめ、世の中のお母さんが願っている事＿＿それは自粛ばかりの毎日で滅入っている子どもが笑顔でいる事、なんじゃないかなと。

こんな記事を昨年4月に書いたのだけど、私たちは他人にやってもらった事を誰かにやってあげられるし、逆にしてもらわなかった事は知らないから出来ないことが多い。

因果なもので、悪い事も然り。虐待とかが繰り返されてしまうのも、「それしか知らない」からだったりする。

少し話は反れたけど、クリエイターが流行りとか売れそうだからとかの理由じゃなく、純粋に子どもを笑顔に出来るものを作ったら、お母さん達も笑顔でいられるんじゃないかなと。

https://note.com/hiruneneco/n/n7745e4806513

前回クリエイターがコラボ出来るようなサイトを作りたいと書いたのだけど、母であるクリエイター同士が力を合わせて子ども達のために何かを作る、という企画があっても素敵だなと思いました。

想いは未来を紡ぐと思います。

やりたい事を大切にしながら、時代の穴を埋めていけるクリエイターで居られたら良いなと思っています。