見出し画像

【夏休み企画】18歳以下の子どもたちに、本をプレゼントします。

昨年から続くコロナ禍。
今年もまた、気軽に出かけられない夏休みとなってしまいました。

そんな中、本を手に取る子どもたちが増えているという話も聞きます。
ページを開けば世界中のどこにでも、過去や未来のどんな時代にも、たちまち飛んでいく事ができます。世の中の喧騒を離れ自分だけの世界に浸る事ができるというのも、読書ならではの体験ではないでしょうか。

子どもたちが本を読むきっかけになればという思いから、8/30(月)までの間、総額約1万円の古本を子どもたちに無料でプレゼントする事にしました。

児童読み物を中心に、絵本や文庫なども多少用意するつもりです。  
(営業時間中に限りますが)店の外に専用の箱を置いておきますので、18歳以下のお子様(またはその保護者の皆様)は、お一人1冊ご自由にお持ち帰りください。特に店主に声掛けする必要はありません。

本を読んで楽しんでいただければそれで充分。
良き本との出会いに繋がれば嬉しいです。

*古本のため、返品や交換には応じかねます。ご了承ください。
*お持ち帰り用の手提げ袋などはご持参いただくようお願いします。


●期間:8/2(月)〜8/30(月)*定休日、夏季休業あり
用意した本が無くなり次第終了とさせていただきます。
営業情報はTwitter @hirunekobooks をご確認ください。

●場所:ひるねこBOOKS〈東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル101〉


今回の企画、実はある方からの提案がきっかけでした。
デンマーク・コペンハーゲン在住で、司書ボランティアのほか本に関わる活動も様々なさっている沢広あやさん。
絵本や子育て、フェミニズムなどについて日々発信していて、ご自身でZINEも制作されています。

沢広さんが昨年刊行した『アストリッドとピッピがおしえてくれたこと』は当店でも好評で、先日何度目かの追加をお願いしたところ、「書籍代をお支払いいただく代わりに、地域のお子さんたちのために使っていただけないか」とお声掛けくださいました。

「今みたいな時期こそ本を読んでほしい、お子さんと本を読んで過ごす時間や、若い人たちの自分の時間を大切にしてほしい、それが自分が今まで関わってきたことですし、今回、ほんの少しでも役に立てたらと思った次第です。」

そして上記のようなアイディアをお伝えしたところ、

「アストリッドも喜ぶような気がしています。ピッピがお菓子屋さんのお菓子を買い込んで、子どもたちに分けたように。」

とお返事をいただきました。


子どもの本に携わる一人として、ささやかでも何かできればと常々考えています。

アストリッド・リンドグレーンという偉大な作家の事を思い浮かべつつ、当店の規模で出来ることを考えました。

お時間ありましたら是非お立ち寄りください。

魅力あるお店づくりのため、いただいたサポートはお店の運営(仕入れや備品の購入など)に使わせていただきます。いつも本当にありがとうございます。