切迫早産編②

また前回から時間が空いてしまった〜。
気づくともう切迫早産で入院してから1年が経つ。
1年経つ前に書くぞ!と思っていたからやっと。。笑

【前回の内容】


入院決定


入院が必要、と告げられてから、
あれよあれよと車椅子で入院窓口に連れて行かれる。

「夫が近くにいるんですけど、会って荷物のこととか今後のこととか少し話してもいいですか?」と伝えると、

「コロナなのでご家族には会えないんですよ〜。携帯で連絡して、荷物などは私たち(看護師さん)が受け取るから、必要なものを連絡してくださいね。」とのこと。

え〜!私まだロビーにいるのに〜!あと15分くらい待ってたら会えるのにー!と少しショック。。

そのまま病室に到着し、先生のお話し。

「定期的にお腹が張ってしまっていて、このまま陣痛に繋がるかもしれない。陣痛が強くなったら出産だけど、まだ33週で赤ちゃんの肺機能がまだ育ってないから、生まれてくるとNICUに行くことになります。なので、お母さんができることは、ゆっくり休むことと、何かあったらすぐにナースコールで知らせることの2つです」

と、その後絶対安静を告げられる。
歩くのは10歩先のトイレまで。顔を洗うのは座って、お風呂は安静の指示がなくなるまで入れない。

え〜〜〜〜〜〜〜!このまま出産とか全然気持ちの準備できてないんですけど!
これから夫婦で写真も撮りたいと思っていたし、赤ちゃんの準備もこれからしようと思っていたし、、、、出産前にしたいと思っていた事が全部できないやーん。

そしてコロナ禍ということもあり、カーテンは閉まっているから病室が同じ人とも話せず。。

病院での生活

初日は落ち込んだりもしたけど、入院してしまったからには仕方ない!
むしろ家事もやらずにご飯は出てきて、お腹の赤ちゃんの様子は見てもらえる、産前のご褒美タイムと頭を切り替えて生活することにした。笑

私の病院は都内で最後の砦と言われているだけあり、色々な人が入院してきていた。
入院していた病室は、すぐに出産をすることが予想されていたり、入れ替わりが激しい病室だったらしく(退院時に助産師さんに言われたが、私は入院した日に生まれちゃうだろうねと言われていたらしいwだからこの病室だったのかと後に納得)、緊急入院して来た妊婦さんは初日にみんな泣いていた。

不安な気持ちわかる。。と思い、声を掛けたいと思っても、
コロナでカーテンを開けて話せないというのと、それぞれ事情があるし、
必ずしも幸せな結果が待ってるとは言えない方もいる中で、出産間近の私は自分から声を掛けない方がいいなと思った。

張り止めの点滴

入院中は張り止めの点滴を使っていた。
マグセントリトドリンという点滴。

どちらも副作用があり、リトドリンは手の震えと動悸が酷かった。。
携帯も触れず、最初は胸も苦しかった。

マグセントはかなり強い張り止めみたいだけど、陣痛のような定期的な痛みが来てしまった時と、出血した時に投与された。
これはかなり副作用がキツくて、かなり呼吸が苦しくなって酸素マスクをしたり、体が熱くなったり、大きな変化がないか5分毎に助産師さんが見に来てくれていた。

点滴は2箇所、ずーーーっとつけられいるのだけど、これがまた痛い。。
寝返りを打ったりして、その手が当たったりしちゃうと点滴が入らなくなってエラー音が夜中鳴り響いたり、とにかく手を動かすだけで痛かったな〜。。
23日間の点滴が取れた時、点滴なしの生活ってこんなに楽なのか!!!と本当に日々の生活に感謝しなければと心から思った笑。

先生と助産師さん、そしてお隣さん

本当に毎日毎日、先生と助産師さんには感謝しかなかった。
自分が直前まで調子に乗って動いたりしなければ、お腹が張った時に少し休んでいれば、ここまでの入院にはならなかったのかな。。などなど、反省した。(もちろん体質的な事もあるから、切迫早産になった方は自分をどうか責めないでください〜〜)

コロナで誰とも会話もできない、面会もダメ、安静度がかなり高かった為、数十歩歩いて行くフリースペースで電話することも許可が降りなかったので、助産師さんが話してくれる産後についてのお話しや、くだらない話がとても気分転換になった。

そして最後の数日間だけ、話しかけてくれた隣のベッドの方と、斜め前の方と初めて話す事ができた!
会話という会話をあまりしていなかったから、話すのがとても嬉しかったし、お二人は第二子という事で色々聞けたのも本当に良かったし、心強かった。

こうして23日間の入院生活は終わり、出産前には一度家に戻れるのであった。。

。。。と、やはり1年経ってしまうと、その時の気持ちなどは忘れてしまうな〜。やっぱりその時に書かないといけないなあ。。

本当に妊娠も出産も人それぞれで、誰一人同じというのはないのではないかなと思った。

今は目の前でいたずらしたり、離乳食をぶん投げている息子も笑、23日間の入院は、強い点滴や私のお腹の張りでキツかったりしたのかな〜。。

とにかく、今の状況に感謝しよう!と去年を思い出して更に思った!


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