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004. イノベーションとは、カルチャーである

大企業など、既存事業の売上が安定しているエスタブリッシュカンパニーは、ビジネスモデルが組みあがっている。

そこでは、売上・利益を頂点としたKPIツリーをもとに、分業化されたタスクを歯車のようにこなせば、大きなビジネスを動かすことができる。


一方、スタートアップや新規事業においては、誰も見たことない未来を作り、新しいビジネスモデルを構築することを目指す。

それを目的に集まった組織では、明確に仕事を分業することはできない。決まったロジックで仕事を動かせないので、ある程度ゴールを意識しながら柔軟に動く必要がある


だから、カルチャーで人々を繋ぐ。ロジックがないからこそエモーショナルな共通項を作り、判断を同一化することで、ゴールへの歩みを進める

スピードアップのためでもあり、またメンバー同士で共鳴し、レバレッジをかける為でもある。


そのカルチャーをもとに、素晴らしい人材を採用・登用すれば、必然的に強い組織が出来上がる。イノベーションが起こせるベースとなる。そして、人々に愛されるプロダクトを作ることができる。

逆を言えば、カルチャーなしにイノベーションを為し得ることなど、到底できないのだ。

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