【台湾のジャズライブ】Amanda Lee Swingtet
2024年1月、シンガポールのピアニストAmanda Leeの率いるバンドが来台しライブを行うというので、Jazz Spot Swingでの回を選んで聴きに行ってみました。
Amanda Lee
Yoyo Shenは、台湾でのスイングダンスイベントを頻繁に開いています。この彼がシンガポールから招請し、台湾で6回ものライブをアレンジしたのがこのAmanda Leeです。全く初めて聞いたミュージシャンでしたが、Yoyo Shenの主催するダンスをフィーチャーするスイングのライブに、とても相応しい演奏だったように思います。
ラグタイムやリズムをタイトに刻む比較的トラディショナルな演奏ですが、かえってそのような演奏を台湾で聴くことはほとんどないので、とても新鮮なサウンドに聞こえました。
日本では小林創さんのラグタイムピアノがとても好きだったので、僕はこのスタイルの演奏を好きなようです。ただし、これは左手のコントロールがとても難しく、自分では上手く弾けないです。
Amanda Lee の FB ホームページ
胡峻銓
台湾で6年前に知り合ったベーシストです。台湾で初めてジャムセッションに参加した時のホストミュージシャンも彼なので、とても親しくしています。
彼のベースの演奏はとても骨太で、安心して演奏を任せられる大黒柱という感じです。この日の演奏は、Amanda Leeのバンドが全員シンガポールからやってくるのに対して、彼だけ台湾側のサポートミュージシャンという形でしたが、この印象は変わりませんでした。
普段、彼の参加しているバンドも、ディクシーランドジャズとかジプシージャズという、比較的トラディショナルなスタイルの演奏が多いので、音楽の好みもAmanda Leeと合っているようです。
胡峻銓の FB ホームページ
Rafaee Mahmood
このドラマーはAmanda Leeがシンガポールから連れてきていたミュージシャンです。Amandaとの掛け合いは、呼吸ぴったりで余裕の演奏でした。ジャズの演奏は、リズムの一体感がグルーブを生むので、息の合った演奏が、聴いていてとても気持ちの良いものでした。
Rafaee Mahmood の FB ホームページ
Jazz Spot Swing
Jazz Spot Swingは、台北における日本人御用達のジャズライブハウスです。コロナの時期におやすみしていましたが、2023年11月から新しいお店に移って営業を始めています。
普段は台湾に勤めている日本人ジャズミュージシャンが自由に演奏に来れるような、ジャムセッションのスペースとなっています。僕もしょっちゅう演奏させてもらっています。
月に2回か3回、プロのミュージシャンによる演奏があります。これは日本のミュージシャンの場合も台湾のミュージシャンの場合もあります。シンガポールの演奏者は、僕はこの回が初めてでした。
Roll EM
Hallucinations
A grand Night for Swinging
Tea for Two
I can't Give You Anything but Love
Samba Bird Blues
Jitterbug Waltz
Caravan
Prelude to a Kiss
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