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徒然の記

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Noteではテーマを4つ選んで文章を書いています。建築/音楽/歴史/中国語ですが、そのいずれにも当てはまらない記事もありますので、それをここにまとめておきます。 台湾で暮らして…
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#台湾

博愛座

台湾では"Priority Seat"のことを"博愛座"と読んでいます。日本では"シルバーシート"とか"思い…

柔軟に対応する精神

台湾人に、台湾の建設業の優れていることは何ですかと質問すると、ほぼ確実に"フレキシブルに…

賴清德中華民國總統

2024年5月20日、賴清德が第18代中華民国総統に就任しました。僕は政治ウォッチャーではないの…

台湾の神様に助けられた話(その五)

台湾で生活していると、日本で暮らしていた時とは全く異なったタイプの人間と知り合うことが良…

カナダと台湾の似ているところ

2024年のGW、家内と2人でカナダのバンクーバーに遊びに行ってきました。日本で知り合った2組の…

台湾の神様に助けられた話(その四)

農安街に、たまに顔を出す"塵世音樂酒吧"というバーがあります。普段あまりお客さんがいないこ…

西郷隆盛の遺児が宜蘭に?

2023年11月、台北で西郷隆盛のひ孫に当たる西郷隆文氏の講演会がありました。西郷隆文氏は陶芸家として名をなしている方ですが、併せて西郷家の事績を顕彰するための様々な活動を行っています。 この時の西郷隆文氏の話に、台湾に関わるとても興味深いエピソードがあったので紹介します。 西郷菊次郎 西郷隆文氏の祖父である西郷菊次郎は、京都市長として活躍し、琵琶湖疏水を政策として立案した人物として知られています。一方、彼は日本が台湾を領有した直後に台湾に入り、宜蘭長官としての任にも就い

「Cross-Border 1624」

少し前のことですが、台南の国立歴史博物館で開催された「跨•1624:世界島臺灣國際特展」に行…

東寧王國

台湾は、ずっと植民地であったり中国の統治を受けていたりして、最近まで自分たちの政権で自主…

跨•1624:世界島臺灣國際特展

台南の国立台湾歴史博物館で、1624年のオランダ人来台400周年を記念した展覧会が催されていま…

Snapshots in Taiwan

前回に引き続き、気に入っているスナップショットを紹介します。台湾各地に旅行をした際、デジ…

台灣華語のスラング(その二)

台湾華語のスラングヴォキャブラリー、第二弾です。 これは、ネタにしようと気をつけていると…

朝鮮半島有事

台湾の安全保障について"台湾有事"ということが叫ばれて久しいです。これは、僕は安倍元首相が…

女性に不公平な台湾

一般的に、台湾は女性の社会進出が進んでいて、ウーマンフレンドリーな社会だと思われています。しかし、日本と比べてそうでないという一面もありますので、そのことに触れてみます。 台湾の葬儀で 台湾のお葬式は、一般的には道教の道士先生が主催し、とても儒教的な雰囲気の中で行われます。 僕の参加したそれは、言葉もほとんどが台湾語で行われ、中国語が話されたのは、年の若い二十歳前後の参加者に説明をする時、1シーンのみでした。 葬儀に参加する親族の序列はこうなっています。故人との関係性で