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【読書日記Vol.5】生き方

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。

こちらのnoteでは、私自身が20年以上のホテルマン生活から培ってきた経験や身につけた知識からビジネスマンの明日につながるヒントになるよう投稿しています。昨日はこんな投稿をしておりますので、お時間ある時のご一読ください。


今、稲盛和夫さんの生き方を学ぶ

今日の読書日記は稲盛和夫さんの『生き方』。2004年に出版され、日本国内で150万部、中国でも出版されているので合わせると累計730万部販売されているそうです。

私がこの本を手にしたのは2008年頃だったと記憶をしています。その頃は所属していた会社の部署異動した直後でした。部署異動といっても、私にとって望まぬ異動でしたので、今後どうしようかと思い悩んでいた頃でした。そんな時に書店で目にしたのは表紙に「生き方」とだけ記されたこの一冊。何かヒントになるのではとすぐに購入しました。

初めて手にしてから15年ほど経ち、何度か読む機会もありましたが、今年の春に50歳を迎えるにあたり改めて自分の生き方を見直さなければと思い再読しました。

ここからは本の内容と私の記憶がオーバーラップする表現も入るかと思いますが、お付き合いいただければと思います。

願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差が成否を分ける

「願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差」はこの本のp43の一部を抜粋しています。同じ能力、同じ程度の努力を持った2人の人間でどちらが成功するかという件で書かれています。

ここでいう願望は「年収〇〇万円にしたい」とか「理想の結婚をしたい」などといった個人的な欲望に近い願望ではなくて、「自分がやっていることが社会にどうやって貢献できるか」なのだと思います。

というのも、私自身仕事上で願いを叶えたいと目標設定、行動をし達成したことはありますが、長続きしなかった。成功したと思ったら失敗する…なんてことを繰り返していました。

そこで大事になってくるのが「願望の大きさ、高さ、深さ」になってくるのではないかと思います。「願望の大きさ」というのは単に物理的な量だけではなく、期間であったり、願望そのものに対してロマンを抱いているか、そんなことも含まれてくるのだと思います。

個人的なことで言えば、これからは長期的に何をしたいのか、何を成し遂げたいのかそんな観点で考えるべきなんだと思います。

本人の使命に基づく行動の必要性を説いた本ではありますが、一部イメージトレーニングに必要な要素が読み取れ実践本としても読めるのではないかと思います。

もうすぐ4月。学生さんは卒業入学、会社であれば異動、昇進等変化の季節ですね。生き方を見直す良い季節ですので、手にとって自身を振り返る時間を作ってみてください。



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