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【読書日記Vol.4】生活はクラシック音楽でできている

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。

こちらのnoteでは、私自身が20年以上のホテルマン生活から培ってきた経験や身につけた知識からビジネスマンの明日につながるヒントになるよう投稿しています。昨日はこんな投稿をしておりますので、お時間ある時のご一読ください。


生活の中でクラシック音楽を意識したことはありますか?

日曜朝9:30〜FM東京「DAIGOのOHAYO WISH」という番組があり、先日番組を聴いておりました。

「WISH!」のDAIGOさんが毎回ゲストをお呼びして「健やかな暮らし」をテーマにお話をする番組なのですが、拝聴していた時のゲストが音楽プロデューサーをされている渋谷ゆう子さん。クラシック音楽がご専門ということで生活の中に流れるクラシック音楽について解説されていました。

解説の中で紹介されていたのがお風呂の給湯器。お風呂のお湯張りが完了するとメロディと共に「お風呂が沸きました」のメッセージが出てくるかと思いますが、そのメロディはドイツの音楽家のセオドア=オースティン(英語読み)の「人形の夢と目覚め」という曲。この曲は給湯器メーカーの担当者が幼少期に音楽を習っていて、その時に聴いたことから発案につながったそうです。

ヨーロッパを中心としたクラシック音楽が日本でも浸透していて、生活の一部にもなっている例として番組は進んでいたのですが、その全てがまとまっているのがこちらの一冊になります。

「生活はクラシック音楽でできている」を読んでみると…

改めてこちらの本の著者は渋谷ゆう子さん。株式会社ノモス代表取締役で音楽プロデューサー。有名な交響楽団の日本でのプロデュースなどもされています。

こちらの一冊は「クラシック音楽と生活」。家電など日常生活から結婚式などのイベントごとまで、何気ないけれど日常にはさまざまな音楽が流れていると思います。けれど、その1曲、1曲の曲名、作曲家や曲ができた背景って分かりませんよね?その1つ1つの曲を解説してくれているのがこの一冊です。

例えば、過酷な職場状況と共に「オー人事、オー人事」と悲壮感のある曲が流れたCMを覚えている方は多いと思います。その悲壮感のある曲はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ ハ長調作品48」。古典的で伝統に則った美しい様式で構成されています。

この他にも、映画やドラマに流れるクラシック音楽、運動会でよく聴いていたあの曲も解説が加えられていて「なるほど〜」と膝を叩くことが多いと思います。

また、すごいのが解説の下の部分に曲ごとにQRコードが埋められていて、アクセスすると曲が聴けること!曲聴きながら解説を読むと理解が深まります(事前にspotifyのアプリダウンロードが必要です)。

学生時代の音楽の授業で習ってはいたものの、ほとんど記憶がないですよね。また、クラシック音楽と聞くとちょっと肩肘張ってしまうこともあるかもしれません。しかしこのような一冊を読むことでクラシック音楽を身近に感じ、心豊かな生活を送れるのではないかと思います。

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