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心・技・体だけでは成果は長続きしない

今日は勉強もビジネスもスポーツも人生も
【心・技・体だけでは成果は長続きしない】
というお話です。
  
   
ワークショップや会いに来てくれた方々に
お話させていただくと、
  
「正直、この視点はなかった…」
  
と、言っていただく話になります。 
   
   
よく言われる言葉として、
【心技体】というものがあります。
  
この三拍子揃った人は
成果を出していると。
   
確かに短期的な視点では
そうなのかもしれません。
  
 
でも、成果が長続きしている人は、
この3つに加えて、もう一つの視点も
重要視しています。
  
それが何かというと…
  
【生活】
  
です。
  
  
仕事やスポーツで成果を出しました!!
  
でも、私生活はボロボロです…。
  
確かにその分野で成功はしているけれども、
人生という点では成功とは言えないですよね。
  
  
突然仕事に身が入らなくなった人がいて、
よく聞いてみたら、恋愛で悩んでいたとか、
親子問題で悩んでいたとか、夫婦問題、
友人関係で悩んでいたとか。
  
  
仕事に私情を持ち込むな!!
  
って、言うのは簡単ですけど、
こう言っちゃう人は、【生活】の部分を
捨てていたり、追いやられたりしているので、
仕事に自分の居場所を求めていることが多いです。
  
  
仕事で成果を出しても、
私生活が不幸だったら、
その人生は成功とはボクは言えないと思います。
    
    
じゃあ、私生活が幸せだったら、
仕事は手を抜いていいのか??
     
と言われたら、それもいいはずがありません。
   
   
仕事で成果を出せない人が、
私生活で幸せを感じられるはずがありません。
   
   
たとえば、ボク自身の
10年前までのサラリーマン時代。
    
仕事でストレスまみれになって、
休みの日はいつも外に遊びに行ってました。
    
遊びといっても、テニスするか、
フロンターレを見に行くかのどちらかが
ほとんどでした。
  
勝っても楽しい、負けても楽しい。
    
  
でも、頭の片隅では仕事のことを考えていて、
心の底から思いっきり
楽しめてなかった自分がいました。
   
 
「はぁ…明日から仕事か…
 行きたくないけど、
 休みの日のお金を稼ぐためにも
 行かないといけないもんな…」
  
 
こんな状態で仕事に行くんですから、
そりゃ成果が出るはずがありません。
   
   
心・技・体・生活、この4つの要素が
人のパフォーマンスに影響を与えています。
   
   
心は自分が決めたことをきっちりと
取り組む力だったり、最後までやり抜く力、
志などです。
     
 
技は売り方だったり、話し方だったり、
成果を挙げるための技術ですね。
  
  
体は健康に関すること。
食に気をつけたり、筋トレをしたり。
  
  
生活は家族だったり、恋愛だったり、
仕事以外のことに
関することと思ってください。
  
 
では質問です。
  
あなたがいまのご自身の
パフォーマンスに影響を及ぼしているのか、
合計100点で点数を感覚でいいので
振ってみてください。
    
ただし、、
   
心 25 技 25
体 25 生活 25
  
…という答えはなしにします。
   
なんで「なし」なのかというと、
こんなバランスがいい状態の人は、
悩むことないし、そもそも、
この文章をここまで読んでいません(笑)
   
   
ワークショップでいろんな方に
トライしていただきましたが、
【生活】
のポイント数が
伸び悩んでおりました。
   
 
理想はどのくらいですか??
   
って、聞いたところ、
生活が20以下の人は、
20以上に増やしていました。
   
逆に、30以上の人は
少し減らして他のところに
まわしていましたね。
   
    
ちなみに、現在のボクは 
   
心 50 技 10
体 15 生活 25 
   
という割合です。
   
サラリーマン時代だったら、
心 10 技 10
体 30 生活 50
 
という割合です。
 
あなたはいかがだったでしょうか??
   
    
ちなみに、大谷翔平選手が高校時代に
書いていたオープンウインドウ64を
開発された原田隆史さんが、
オリンピックメダリストや
仕事でパフォーマンスを出す人たちに、
この割合を聞いたところ、

一番目が【心】で、二番目が【生活】
   
だったそうです。
   
  
もちろん、心が一番じゃないとダメ!! 
   
という意味ではなく、
原田隆史さんが調べられた傾向として、
こういうデータが出ているんだと
知っておくだけでOKです。
   
   
ところで、同じノウハウ、マニュアルで
【教えているのに結果が違う】
というのがあります。
    
ノウハウ同じ、マニュアル同じ、
でも、出力される結果は人によって違う。
   
   
では、何が違うのでしょうか??
    
原田隆史さんは成果をこういう
方程式で定義されています。
   
成果=何を×どんな氣持ちで
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

ノウハウやマニュアルの部分が
【何を】に当たる部分です。
   
それをどんな氣持ちで取り組むのかが
掛け算されたものが【成果】だと言います。
   
   
感情とか氣持ちを選ぶというのは、
ひとりひとりができることです。
感情って湧き上がってくる
イメージがあるかもしれませんが、
実際は選んでいます。
   
   
感情は大きく分けて2つあります。
本氣、やる氣、元気、ワクワク、いきいきの
プラスの感情。
    
逆にマイナスの感情は、
鬱陶しい、イヤイヤ、やらされる感じ、
となります。
    
    
プラスの感情を選んで、
プラス思考になることを、
ポジティブシンキングと言いますし、
逆にマイナス思考になることを
ネガティブシンキング、って言います。
    
   
実際は選んでいます、と、
さきほど書きましたが、
感情はなにか外的要因に対する反応です。
すぐにカッ!となる感情的な人って、
あなたのまわりにいませんか??
    
いまはいなかったとしても、
過去に出会ったことがあるかと思います。
あれは言葉で自分を整理できないから、
そのまま相手にぶつけてしまうんです。
   
   
子どもがいい例です。 
   
言葉を使って自分の中に
起きていることを整理できないので、
感情的にぶつけてしまう。
    
感情的に来られると、
こちらも感情的になって、
結局何も進まない、ということになります。
   
    
そういう自分の感情や思考を
コントロールできるようになる訓練を
   
【メンタルトレーニング】
   
と言います。  
   
   
いろんなトレーニング方法があるんですが、
すぐにできるのが【セルフトーク】です。
   
   
人が一番対話をしている相手、
それは誰かと言えば、【自分自身】です。
 
 
自分自身に対して使っている言葉が、
いまの自分を作っています。
    
   
パフォーマンス=何を×どんな氣持ちで
   
と、先ほど書きましたが、
まずはプラスの言葉、ポジティブな言葉を
意図的に意識して使ってみることです。
   
  
「めんどくさいな…」
「鬱陶しい…」「つらい…」
「嫌だな…」「できないだろうな…」
    

こういう言葉を言いたくなったら、
ストップをかけてプラスの言葉に変える。
 
「よしやろう!」
「頑張りましょう」
「できるできる」
「余裕余裕」
  
 
じゃあ、自分がどんな言葉を使っているのか、
あなたは自分で把握できていますか?? 
  
  
話し言葉は録音していない限りは
消えていってしまいます。
  

消えないためにも
【文字化】することが一番です。
     
  
文字化されたものを読むことで、
自分がどんな言葉を使っているのかを
客観視することができます。
   
   
そして、どの言葉がプラスなのか、
マイナスなのか、自分で把握できれば、
自分で変えていくことができます。

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