Third Door👣

サードドア 精神的資産のふやし方 よりシェアさせていただきます。

この本は成功者の第一歩のキャリアを聞くためにインタビューを様々な著名人にしていきます。それを1冊の本に記した冒険の書のような物語でした。
そこには著名人たちに会うための準備の仕方や分析、実行する勇気やスピード、アレックスさん自身の苦悩、今の時代のアポイントの取り方、メールの文章の作り方、質問の仕方、セレブたちの素顔をリアルに綴られていました。

●アレックス・バナヤンとミッション
まずこの本の著者であり主人公のアレックスさんについてです。
わずか19歳でアメリカドリームを掴み、現在は作家、投資家、起業家。
イランからアメリカへ一家が亡命した家の生まれのペルシャ系ユダヤ人です。
移民の息子で貧しい環境の中で育ち、小さな頃から大好きな医療の世界へ入るために南カルフォルニア大学の医学部に入ります。
いざ大学へ入り勉強し始めたところ、なかなか気持ちが入らずやる気が起きなかったようです。
寮の天井を見つめて"いったいどこで間違ったんだろう"と考えるようになり大学生活を退屈していました。
両親が生活の全てを犠牲にして大学へ入れてもらった思いもよぎるがそれでもやる気にならなかったそうです。

ふらふらと図書館で見つけたビル・ゲイツの伝記を読み、この人はどうやって成功したのだろうと興味を持ち始め1つのミッションをひらめきます。
"どうやって彼は最初の一歩を踏み出してたのか"
アレックスさんはいろんな本を読み漁りましたが結局そんなものはなかったのです。
"ないのならいっそ自分で本を書いてしまおう"
このミッションを持って物語は進んでいきます。


●サードドア

・第1のドアは正面入り口、世の99%の大勢が列を成して並ぶ狭き門。

・第2のドアは裕福な家や名家に生まれた人、あるいは特別なコネがあるなど、選ばれた人だけが通れるVIP専用の入り口。

・第3のドアは上の2つではなく、行列から飛び出してキッチンをこっそり抜けたその先にあるドアです。成功者はこれをいろんなことを駆使したり、視点を変えてこじ開けてきたのです。
このドアは必ずあるドアだと言います。


●クインシー・ジョーンズ
沢山の著名人の中でクインシー・ジョーンズがインタビューの中で言った言葉が良かったのでシェアします。
「失敗は最高の贈り物なんだ。」
"失敗から学ぶしかない。"
"何度ノックダウンされても立ち上がるんだ。敗北して去っていく人もいる。用心深く臆病になる人もいる。情熱よりも不安が勝ってしまう人もいる。でもそれは間違いだ。実は割とシンプルなんだ。つまりリラックスして神に委ねることさ。"
「そうやって人生を学ぶのさ」

成功と失敗ということではなく挑戦した結果という点で同じもの。

最初の一手は本当にどんなタイミングでどんな状況で来るかわからないが望むものに訪れるサードドア。

良かったらぜひ読んでみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?