最近書いた文章

⑴超越論的経験論とAI ――フェイクからフィクションへ――

要旨: 本稿は超越論的経験論という哲学を参照し、フェイクとは異なるフィクションの存在論と、 AIと人間の新たな関係について考察し、カントの崇高論をAIの超越論的経験論へと変化させる。

キーワード: 超越論的経験論、AI、フェイクとフィクション、崇高

https://ssicj.main.jp/note/ssicj2023.pdf

pp.9~12の論文です。



⑵情報化社会における新たな触覚の哲学的考察

要旨: 本研究では現代情報化社会における「触覚」のあり方について、さまざまな哲学、テクノロジー(メディア)の変化を考察しつつ、現代のメディア状況における新たな触覚について哲学的に考察するのが狙いである。

キーワード: 触覚、メディア、テクノロジー、 情報化社会の身体、 超越論的経験論

http://sig-iss.work/iss30/1-3.pdf


⑶AIはゲームをプレイするか?—「存在論的プレイ」という概念から—

要旨:本研究では、AIが人間と同じようにゲームをプレイするのかを哲学的に考察する。そのために、AIと人間の違いを存在論という観点から見て、各芸術とテクノロジーの関係を探る。そして、ギャロウェイの「カウンターゲーミング」という概念を批判し、生成AIの限界を存在論化の行為で示す概念として「存在論的プレイ」を提示するのが目的である。

キーワード:芸術の存在論、AI、天才、 冗談と真面目、存在論的プレイ

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