読書好き目線で、リアル書店とデジタル書店の違いを考える。
わたしにとって、リアル書店もデジタル書店も、毎月お世話になる大切な場所です。どちらか一方だけでは、本と暮らす人生が色褪せてしまうくらいに。
本が売れないと現状はさておき、リアル書店が減り続ける世界線はとても困ります。一介の読書人であるわたしにも、なにかできることがあればいいなとぼんやり考えたり、考えなかったりする日々を送っています。
そこで、リアル書店とデジタル書店。いつも何気なく使い分けているお店の違いってなんだろうか?と改めて考えました。
まず、リアル書店へ行くのはどんなときか?
それは「本を買いに行く」ときではなく、「書店へ遊びに行く」ときです。
買いたい本があるわけじゃないし、新刊の入る日でもない。ただ、書店をぶらぶらしたいとき、気持ちがもんもんしてスッキリしないとき、遊びに行く目的地がないときなどなど、書店へ行くことだけを目的にしています。
では、デジタル書店へ行く(?)のはどんなときか?
それは「買いたい本がある」ときです。
読書会の課題本や友だちからおすすめしてもらった本、ニッチな趣味の本や児童書の数々。リアル書店にあるのかないのかわからないときは、迷わずデジタル書店へ向かいます。目的の本が見つかるまで、はしごすることもあります。
わたしの場合は、リアル書店には運命を、デジタル書店には必要を、それぞれ満たしてもらっているように思います。買い物履歴や閲覧履歴から、おすすめされる商品はありがたいけれど、なぜかリアル書店できまぐれに出会った一冊が、一生残る大切な本になったりする。だから、それぞれ役割が違うのだとわかりました。
それぞれのいいとこどりで、本の世界がぐんぐん広がっていくといいな。
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