「ながらスマホ」ならぬ、「ながら読書」を見たお話。

わたしが住む街には、書店がとても少ない。
ついでに、図書館も少ない。
だから、本との縁が薄い気がする。

と、思っていたのだけれど。

いつのように、ランニングをしていたある日。
本を読みながら歩いている女性に出会った。
ながらスマホはよく見るけれど、
ながら読書なんて、すごく珍しい。

小学生のころ、歩きながら本を読んで、
近所のおじさんに怒られた日を思い出した。

懐かしく思いながら公園へ向かうと、
そこでもまさかのスマホより読書。
ベンチで本を読んでいる人がいたのだ。
しかも二人も。

お散歩なのか、日向ぼっこなのか、
外で本を広げている人に出会えるなんて
わたしには、なかなかの衝撃だった。

紙の本も
ちゃんと愛されているんだなと、
走り去りながら、そっとニンマリ。

でも、ながら読書はいけませんね。
安全な場所で、落ち着いて読みましょう◎
（と、小学生のわたしにも伝えたい・・・）
（怒ってくれた近所のおじさん、ありがとう( ；∀；)！）