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決意文のようなもの

本格的に、ことばコンサルティングの活動を行うことにしました。「ポイントの講義やWebなどの改善を一式でお引き受け致しますよ」という、詰め合わせセットの発売開始です。事務所サイトでの告知は2月2日からとなりますが、1日先に決意を記した文書(の一部)を公開させていただきます。

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私は一人で行動しています。従業員の誰かを食べさすため、組織を維持するための値付けはしません。事務所経費も節約するために、開業以来、自宅兼事務所の形態を取っています。だから、法外な料金設定をする必要もないのです。以前、いっしょに案件を進めさせていただいたコンサルの方に「請求している料金が安すぎる」と指摘されたこともあります。ある客先で「同じことを依頼したら1000万だと他社に言われました」と打ち明けられたこともあります。
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しかしながら、「安く上手く使い倒してやろう」という想いには、お応えすることはできません。秘めた気配は、一瞬にしてわかります。それが3000人以上を取材して身に付いた能力です。僭越な物言いで恐縮ですが、前向きでまっすぐな方々であれば喜んで支援させていただきます。支援のイメージは、スーパーやアメ横の「袋詰め放題」。袋を伸ばして容量を増やし、そこに商品を1グラムでも多く詰め込んでいく感じです。
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これも内輪のお話ですが、お世話になっている弁護士の方に「フレーズ案を出しすぎて、勝手に使われてしまうのでは」と心配していただいたこともあります。でも、代案も含めてそのお客様にカスタマイズして創ったのだから、どうぞどうぞお使いくださいというのが私のスタンスです。お願いしているのは、いつどこに使うか、使ってどうだったか、というご報告のみ。思わぬ成果が出ることもあり、ご報告を提案力向上に繋げています。
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またこれまでずっと、私の個性を尊重した依頼をいただいてきました。その意味でも、部下に任すことは難しいと考えています。「弟子は取らないの?」とずっと言われ続け、そうしてこなかった理由です。ただ、私もいつまで現役でいられるかわかりません。思考と身体が身軽なうちに、今の時代の悩める方々に貢献したいと願っています。

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ちょっと熱くて恥ずかしい気もしますが、生まれて初めて、ここまで書いてみました。コロナ禍において、Web経由のコミュニケーションがより大切になることは自明の理。自社で悩むだけでは時間切れ、でも誰に、どこに相談して良いかわからない。そんな企業の方々を力の限りご支援したいと思っております。


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