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ことばコンサルティング

おかげさまで好評の「ことばブランディング」に続き、コンサルティングの分野でも「ことばの力」で貢献しようと考えました。

現在、ホームページもその方向を加筆中です。フライング気味ではありますますが、盛り込む内容をこちらに転載してみます。

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講座後の質問時間で、多くのお悩みに即答してきました。
そのご縁を、もっと広めたいと考えました。

「羊たちの沈黙」という映画をご記憶でしょうか。登場人物に「ハンニバル(人食い)レクター博士」がおり、その名の通りグロテスクなエピソードに事欠きません。
個人的に印象に残っているのは、刑務所へ収監されていた博士に、ヒロインが会いに行った一連のシーン。彼の隣の部屋にいた囚人が、ヒロインを侮辱します。そのふるまいをなぜか彼女に詫びていた博士は、後に囚人を自ら舌をかみ切るように仕向けます。
直接、対面もできないのにどうやって? それは、博士が言葉の力でじわじわと追い込んで行ったから。仕事柄でしょうか、私はこのエピソードが心に深く刺さりました。
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言葉だけで、人は前に進むことが出来るし、その逆もある。それなら言葉を生業とするものとして、人や組織や企業を良いほうに向けるお手伝いをしたい。そう考えるのは、私にとって自然なことでした。ただ、私にその実力はあるのかどうか。そこに自信が持てるまで、コンサルティングを生業に加えることには、ためらいがありました。
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そしてこの10年、15年。初対面のお客様とお話をした際に「いまのお話は無料ですか?」と尋ねられたり、「気がつくと『先生』と呼ばれていたり」(歳のせいもありますが)。決め手となったのは、様々なコミュニケーション講座を通算1500人以上に行う中で、どんな質問にもほぼ即答してきたという事実です。中には私の指摘通りに言葉を変えたら、すぐ反応が3倍になったという嬉しいご報告までありました。
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これならライティングとは別の流れで、困っている方々のお役に立てるはず。そう心を決めて、コンサルティングを生業に加えました。名付けて「ことばコンサルティング」。契約形態はまだ流動的ですが、当面、以下の2パターンで進めようと考えています。いずれも非公式ながら実績がある手法です。

1) 定期ミーティング形式
たとえば週に1度、2時間のミーティングに参加。その場でのアドバイスや意見をお伝えいたします。

2) 個別案件方式
ライティングやクリエイティブ・ディレクションの依頼までは行かないものの、いま手がけている・あるいは改訂を予定している案件に対し、知見をご提供いたします。

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本件を皮切りに、少しでも多くの皆さまのお役に立てば幸いです。

ではではー。




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