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「自分でやったほうが早い」を卒業する

先週こんな記事を書きました

この記事の最後に感想として、
「やりたいことやっていくと、自分の抱える仕事が増えがち」と書きました。今回はこの夏季休暇で、削減しようと決めた仕事のひとつについて書いてみます

誰かに依頼した仕事が、思った通りに仕上がってこない、
その原因は9割が自分

今回削減するリストにあげた仕事のひとつが、ライター業務。これまでも会社で受けたすべての文章を私が書いていたわけではありませんが、もっと人に任せてみることにしたのです。ただ残念ながら私は、ライティングディレクションがとても下手くそ…なのです。

かつて、とあるクライアントから依頼された記事で、段落毎にとても事細かく書くべきことを指示されていた仕事がありました。(それ自体はとてもよくあることです。)
ただ私はその文章の構成に、少し納得がいってなかった。なんというかオチが弱くないか…?という思いが根底にあった。ただ、いったん指示通りに書きます、とクライアントに伝えて、作業をはじめてしまったんです。結果、その文章が校了するまでにはものすごく時間がかかってしまった。つくづく、自分が納得してない話を文章にするのが下手くそなライターなんだなと、思い知らされた経験でした。

それ以来、自分がライターさんに情報を渡す時は、私自身が渡されると書きやすい情報、特にその記事の目的(読み手が誰で、その読み手に何を伝えたくて、どう感じてほしいのか)にはこだわり、そこを中心に伝えるようにしてきました。

ただそれはあくまで私が書きやすい情報でしかない。相手にどんな情報を渡せば相手は書きやすいのか、想像する力が必要なのです。おそらくそれが私はお恥ずかしながら欠けている、特にライティングに関しては自分軸で考えてしまう。まだまだ人と連携する力がなりないのだなあと、我ながらゲンナリしている今日このごろです。

Tips:ディレクション上手は、仕事上手

でもここで「やっぱ自分で書いたほうがはやい」と、人に仕事を振らなければ、仕事の領域は広がらないまま。いつまでも同じフェーズで時は止まったままです。
きっと仕事上手な人は、ディレクションが上手な人だと私は考えています仕事のキャパが何人分にも跳ね上がるのだから。なによりキャパがでかくなります。これはなんの仕事にも、通用すること。自分が期待する良質な仕事を、自分以外の誰かが自分の代わりにしてくれるようになれば強いですよね。私も改めて、ライティングディレクションに励みたいと思います、ライターさんに愛想をつかされる前に。年数だけはベテランですが、初心にもどって精進したいと思います。

ではまた。

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