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コロナ危機以降に増えた、仕事の特徴2

以前コロナ危機以降に増えた、仕事の特徴1つめについて書きました。
https://note.com/hiroviva/n/n9c6767d278de

今回は8月に書いた2つめの特徴をリライトしてお届けします。

●特徴2つめ:自社を見つめなおして、「見える化」

理念、ビジョン、ミッション、コンセプト、そのインフォグラフィック化、商品・ブランドのネーミング、タグライン、キャッチコピー…
最近、事業のコアとなる部分の「見える化」ご依頼がホントに増えました。
もちろん、前からやってることなので、なにも特別はことはしてないのですが、驚くのはその数…。
コロナ前は、月に1〜2本くらいの相談ペースが普通だったが、8月はそのたぐいの相談が新たに7本…。ほぼ確定ベースで動いています。ひえー。

9・10月はその「見える化」から、各種クリエイティブへのアウトプット化に流れている。特に多いのはWEB制作。誰かが見に来てくれた時、何してる会社か、どんな思いでやってる会社なのか、WEB上でちゃんとわかるようにしておくって、企業としてはとても大事なことですもんね。

この「見える化ブーム」現象は、「自粛期間」の終わりを証明しているなあと。もちろん、感染予防対策は引き続き必要ですよ。でも世の中全体が「こうしちゃおれん!!!」と動き、仕掛けはじめている。ぼーっとしてたら会社潰れちゃうから。

あらためて認識をひとつにして、自社への理解を深め、社内外に発信しようとしている、まさにアンテナを張らんとしている企業様がホントに増えたなあとかんじています。

●みんながアンテナを立て始めた時代。

この「アンテナ」を張る、という行為って、ビフォーコロナ前にはそんなに多くなかった動きだなーと、長年クリエイティブしているものとして感じることです。
別に商売する上で、そこまで必要なかったし。これやれば儲かる、っていう流れも、「やるべきこと」もわかってたし。
でもいまこの時代、マーケットにはビフォーコロナにはなかった要素が、そこかしこに潜んでいる。なんならやるべきことも、いったんゼロリセットになった。

「えーっとwithコロナ、Afterコロナで、
私たちは誰に、何を、売るんだっけ?誰と、仕事するんだっけ?
ビフォーコロナのままではあかんよね??でもどうすんだっけ??」

同時に「そもそも、どんだけの量・額を売ればいいんだっけ?」も、見直してはる気がする。これはうちも含め。

固定費かけて、大きな売上取らないと従業員養えないビジネスの難しさ。ロイヤルオーク、レナウン、WBFホテル&リゾーツ…大企業がバタバタ倒れてる。

ちなみに私には大きな会社を動かす経営力はないです…。だからこの規模で社長しています。

みんなが売上じゃなく、利益を見つめようとしている。自分たちが商売する商圏はどの規模なのか、自分たちが食っていくにはどのくらい儲かればいいのか、などなど。

少なくともうちにきているお客様は、そこ見出そうとしていらっしゃる。自分たちのお客様、領域、見極めようとしていらっしゃる。自社の限られたリソースを、のべつ幕なしに営業して、多くの企業に平等へは注げないから。

だから自社を見つめなおす、「見える化」する、最善の動き方を見極めるために。その本気に、私はクリエイターとして本気で、おこたえしたいと心から思う次第。


「ビジョンとか、コンセプトとか、そんなんよくある言葉でええねん。
ホームページもパンフレットも、よくあるやつでええねん。
なんしか安いのがええねん。文字とか図になんぼもかけてられへんねん。
そのお金あったら材料仕入れて売るわ」

って会社は、うちのお客様では無いことだけは確かです。

ではでは

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