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もののふ散歩〜京都 東山区〜

おはようございます、もののふです♪
もののふ散歩第2回目ということで、
今回は高台院が晩年過ごした京都にある高台寺と圓徳院の周辺を散歩してきました。

高台院は誰か!?

高台院と聞いて、『あっ!』と思い出す人は少ないと思いますが、北政所もしくはねね(おね)と言われたら、『あっ!』と思い出す人が多いのではないでしょうか。そうです、かの有名な豊臣秀吉の正室です。

皆さんが馴染みのある北政所は、実は摂政関白の妻の尊称(敬称)です。

1561年の14歳で、秀吉と結婚したそうです。また当時では珍しい恋愛結婚だったそうです。

ですが、この結婚は秀吉の身分の低さにより周囲から反対されていたそうです。ねね(おね)の実の母は生涯この結婚を許さなかったそうです。

実の母からの反対を押し切り、自分が生まれた家よりも明らかに収入の少なさそうな人に嫁いだねね(おね)の度胸もスゴイですよね。

そして、ねね(おね)は秀吉が没した1598年までの約37年もの間、秀吉を支え続けました。

1603年、秀吉の遺言でもあった秀頼と千姫の婚儀を見届け、これを機に出家し、1605年には徳川家康の後援によって、京都東山に高台寺を建立しました。
1624年、77歳(※諸説あり)で没するまでの19年間をこの地で余生を送りました。

見どころたくさん『高台寺』

高台寺には見どころが多く、混雑していないときは1時間ぐらいで拝観できます。
桜や紅葉の時期は訪れる人が多く混み合うため、ゆったり見たい人は朝早めの時間に訪れるのがおすすめです。高台寺のすぐそばにある「圓徳院(えんとくいん)」との共通割引拝観券(大人ひとり900円)を購入するのをおすすめします。

方丈前庭である波心庭(はしんてい)が目の前に広がります。白砂が美しく印象的な枯山水庭園です。

庭園の東側の池を超えた先にある建物が、江戸時代1605年に建てられた重要文化財の霊屋(おたまや)です。ねねが地下に埋葬されている場所で、豊臣秀吉とねねの像が仲睦まじく祀られているお堂です。他の場所よりも一段高い場所に建てられています。


素晴らしい庭園がある『圓徳院』

圓徳院は、ねね(おね)が晩年を過ごし、秀吉の菩提を弔うために建立した高台寺へ、ここから通っていたと言われています。ねねが通っていた高台寺と圓徳院を繋ぐ道は『ねねの道』と呼ばれているんですよ。

白砂の線引きが印象的な“南庭”。年間を通して花や紅葉を愛でることができるように工夫されています。

北庭は伏見城から移築したものです。池泉回遊式の枯山水庭園で、ほぼ創建当時の姿が残っており国の名勝にも指定されています。庭に植えられている樹木はモミジが多く、秋には燃えるように鮮やかな紅葉が楽しめると評判です。

ここ圓徳院は、秀吉とねねが長い時間を共に過ごした今は無き伏見城の遺構が移築されたものであり、まさに、秀吉のことを誰よりも愛したとされる「ねね」の愛情が垣間見えるお寺ですね。

御朱印

右:高台寺
左:圓徳院
共に300円です。

散歩の最後はお土産選び

高台寺と圓徳院の近くには数多くのお土産が販売されています。
ここは京都土産の王道である八つ橋にするか、京バウムにするか、悩みどころですよね。

今回も非常に悩みましたが、
清水寺から徒歩3分のところにある、普門庵さんの【京都とパリの絆が生んだ最高合作のフィナンシェ】に決めました。

素材はフランス産発酵バターと京都宇治抹茶『祥楽』で、華やかな2色のフィナンシェは京都とフランスの交流をイメージしているそうです。

抹茶の香りがしっかりしていて、プレーンの甘みと抹茶の渋みのバランスが絶妙です。

5個箱 735円
8個箱 1,080円
12個箱 1,620円
※表示価格はすべて税込価格
普門庵(京都市東山区清水2丁目246番地)
Tel. 075-533-8282
10:00〜17:30 年中無休(年末年始を除く)
※14時ぐらいには8個入りは残り2つでした。

以上、【もののふ散歩〜京都 東山区〜】でした。

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