見出し画像

【エッセイ】The Word


 脱字ではありません。

 こんばんは。中山翼飛です。

 一昨日買ったパソコンを、本日ようやっと立ち上げました。

 今まではChromebookを使っていたんですが、これが低スペックなくせに企業と教育委員会の癒着によって定価の三倍で買わされた挙句遊びに使えないよう徹底的に管理されていたために何のアプリもダウンロードできない、という酷い代物でした。

 あまりの酷さに、クラスメイトみんなでクソームブックとあだ名していましたね。

 私は高2のときに模擬国連とかいうイベントの本選に出たんですが、これに不自由なく参加するためにはマイクロソフトのWordが必須でした。

 模擬国連については私が書くより調べた方が早いので、興味がある方はぜひこちらからどうぞ。

 困ったのでとりあえず鼻から下だけ見るとTWICEのナヨンな担任に伝えると、

担任
「校長に言ってね」

校長
「教育委員会に言え」

教育委員会
「知らん。一人だけ制限解除なんてできん。でもそういうのに出場するのは素晴らしいことだから頑張れ♡」

中山
「え、あ、ぶーん(察し)」

 真にクソなのはChromebookではなく県の教育委員会だった、というお話です。

 結局、私の相方がわざわざWordが入ったノートパソコンを購入し、私は文書作成ではなく外交調整役となって何とか乗りきったんですが、Wordを使っている他の参加者に羨望の眼差しを送っていたのを思い出しますね。

 Chromebookにも『Googleドキュメント』という文書作成ソフトが入っています。

 しかし、こちらは正直言ってWordのダイエットバージョンです。格段にしょぼい。

 縦書き機能も無ければ原稿用紙モードも無く、全く問題の無い日本語文にもスペルチェックが反応してしまうというものでした。

 まあ、有料と無料の差があるので、しょうがない部分ではありますね。

 多くの県立自称進学校の生徒はドキュメントでも大して困らないはずです。

 しかし、私は困りました。

 またもや二年生のときの話なんですが、私は学祭のクラス演劇の脚本を担当しました。

 前にどっかの記事(たぶん『ヘイアンリリック』の振り返り?)で書いた、平安貴族のしむでれらが御歌合で帝に見初められるとかいうストーリーです。


 みなさん、脚本って縦書きしたくないですか?


 ······ゑ、したくない?


 私はしたいです。←なら訊くなよ。


 この記事を読んでくださっている方の中にシナリオライターさんがいらっしゃれば、ぜひともコメントで教えていただきたいですね。

 noterの数は700万人以上とも言われていますから、一人ぐらいいたっておかしくありませんよね?その前にまずてめえはそこまでビュー数多くねえだろ。

 シナリオライティングをガッツリ取り組んでいる方だけでなく、マガジン大賞や創作大賞、ジャンプラ大賞等に参加された方も、教えていただけると嬉しいです。

 もちろん、シナリオライティング未経験の方のコメントも待っています。

 ともかく、私の今までのライティングツールといえばnoteかドキュメントかスマホアプリしか無かったので、「脚本といえば縦書き」という過激思想をもった私は涙を堪えながらドキュメントで脚本を書きました。

 しかし、今回のWord入手によって、ついに縦書きができるようになったのです!

 テンション上がりますね。正直、書いてるだけでドキドキします。

 以前読んだ小説に『万年筆を買ってもらった少女が、嬉しくなっちゃってひたすら文章を書きまくる』という場面があったんですが、それを心で理解しました。


 noteにも縦書き(or縦読み)機能が追加されないかなぁ······。

 でも決算発表見た感じわりと赤字だしなぁ······。

 月額500円なら課金するかぁ······。


 そう思って調べてみたら、『お支払はクレジットカードのみとなります』という文言が。ガッデム。

 横開きのスマホ。Wordが入ったパソコン。そしてクレジットカード。

 そういえば、私は失くしにくさと充電のいらない便利さから有線イヤホンを愛用していたんですが、新しいスマホにはイヤホンホールがそもそも存在しませんでした。なのでワイヤレスイヤホンも欲しいです。

 物欲に果てはありませんね。この世界そのものを手に入れれば、たぶんこういう悩みは消えると思います。誰かください。

 ······なんだかやっぱり脱字になってる気がしてきました。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。また何かの作品を通じてお会いしましょう。

この記事が参加している募集

スキしてみて

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?