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入職前とのギャップ 〜勉強会〜

『勉強会』

今では多くの病院で行われていると思います。

僕の所属先の病院でも週に1度、各療法士が順番に行っています。

今回は、入職前に描いていた勉強会とのギャップを。

学生時代、さまざまなセミナーや勉強会と呼ばれるものに参加してきました。
(理由は色々ありますが、その話はまた後日)

その勉強会では、講師の先生が様々な考え方や、自分の身につけた知識や技術をとてもわかりやすい言葉、みやすいスライドで講義をしてくださり講義も質問に丁寧に答えてくださりました。
正直学生という立場で、実際の患者さんのイメージができていないため、理解するのに時間がかかったり、不十分なところもありましたが今となっては参加して非常に良かったと感じています。


先ほども書きましたが、
現在の病院の勉強会は、週に1度約30分行い、療法士が順番に発表する形式で進んでいます。新人は症例検討をするようになっています。
今回僕が感じた点をまとめました。

✔️参加したセミナーをそのまま話すだけになっている
すべての先生ではないのですが、参加されたセミナーの伝達講習の名の下、
聞いてきたことを話すだけになっている時があります。
セミナーや勉強会で収入を得ている方と比較するのはどうなのかとも思いますが、やはり得られるものは少なく感じました。

✔️勉強会が始まる時に内容がわかるため予習ができない
これは今所属している病院だからかもしれませんが、
当日に担当の療法士の先生がスライドを印刷し、話すという形で進めています。なので勉強会が始まる時になって、その日のやることがわかります。
事前に大まかなテーマがわかるだけで予習をし予備知識を得た状態で勉強会に望むことができるので、より理解がしやすくなり、質問もできるのではないかと思いました。特に新人は短い時間内では何を質問すれば良いかもわからないという意見もありました。
時間の都合上、前日までに資料が作成できない場合もあるとは思いますが、テーマだけでも1週前に告知するとより良いのではないかと思います。
(しっかり上司に改善案を伝えました。)

✔️療法士の数が多く、年に1度しか回ってこない
これに関しては療法士の数の問題ですので勉強会の頻度を増やすしかないですね。
病院で働く中で、確実に患者さんの病態などについて勉強すると思います。
またその他自主的に勉強会に参加して学んだり、全く違う分野の本を読んだりしてインプットしているのではないでしょうか。

その学ぶ機会を作っても年に1度しかアウトプットする機会がないのはとても勿体無いと感じます。
よく言われていることですが、学習したことは、他人に説明するのが1番定着します。(下図)

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また療法士は患者さんの家族やドクターに今の状況や、退院後の生活を説明することがあるかと思います。その時に人に話す機会が少ないと簡潔に伝えるというのができないので話す経験はたくさんあったほうが良いと思います。


職場の勉強会は参加してみないとわからない部分があるかと思いますが、見学の際に勉強会の進め方を聞いたりしてみるのもいいかなと思います。

また色々な団体の勉強会やセミナーに参加するのもオススメです。
実際、患者さんに関わるのが実習のみで数が少ないため、イメージしながら話を聞くことがしにくいことがありますが、内容はもちろん、話し方、スライドの作り方など学ぶところはたくさんあるので、ぜひ参加をお勧めします。
(たまに学生は半額だったり、無料でいいよ。といってもらえます笑)

今回は僕が感じた勉強会についてのことを書きました。
どんな勉強会に参加したかなどご質問待ってます!

では、また次回!

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