できることなら、誰も泣かない世界をつくりたい。

誰も泣かない世界をつくりたい。
私は人の泣き声をきくと、辛くなるんです。

病院に長く通ったことで、泣き声をたくさんきいたからなのか。
理由はよくわかんないけど。

中学のころ、親父に反抗した

中学２年のころだったかな。
親父と妹が何かの理由で喧嘩していて。
妹が怒られていたのかな。
そこで妹がギャン泣きしたわけですよ。

自分はその場にいて、怒鳴り声も、泣き声も聴いていたんです。
何度も我慢したけど、限界で親父に反抗しました。

「ふざけんな！
そんな怒らなくてもいいだろ！
感情的になりすぎても、得るものは何もない！
頭、冷やせよ！」（感情的になっているのは自分も同じなんですけどね。）

そうしたら、親父も感情的なんで胸ぐらつかみあったわけです。
そこから、母親が止めに入りましたが、
止められなかったら、たぶん殴り合いですね。

私が怒った理由

怒った理由は一つだけです。
これ以上、妹が泣いている声をききたくなかったから。

自分も病院でたくさん泣いて、泣き声もたくさんきいて、
周りの人より泣き声をたくさんきいてきました。

そんな中で、泣き声ってものすごく悲しかったり、辛かったりするときに
あるものだって知ったんですよね。

だから、怒った。
これ以上、泣き声に耐えられなくて。

今になって思うこと

成長して、多くの視点から物事を考えられるようになった。
それでも、泣き声は自分にとってしんどいことです。

だから、あくまで自分の思いだけど、
泣いてしまう人を減らしたい。
この世界で意味のない涙を流す人を０にしたい。

すごく子供っぽいとか思われるかもしれませんが、
泣き声って、泣き顔って悲しいじゃん。
ない方がいいじゃんって思う。
勝手だけど、そんな世界を目指して生きる。