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業務連絡は 電話 vs LINE、メール どっちがいいの!?

今回の対話は
「仕事の連絡って電話とメール・LINEのどちらが良いの!?」
                              について

今回の登場人物
👦🏻IT企業新入社員 翔太(23歳)
  好奇心旺盛で自己主張が強い一面がある。
  繊細で感受性豊かでもあるため、他人の気持ちにも敏感。

👨🏽IT企業のベテラン社員 健一(50歳)
  勤勉で責任感が強い。
  保守的で伝統や経験を重んじる。
  親切で面倒見がいい。

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IT企業の新入社員 翔太の疑問

IT企業の新入社員(エンジニア)である翔太は疑問を持っていました。

👦🏻「業務連絡をするならメールとか、LINEの方が楽なのに…。
なんで電話や対面でのやりとりを強要するんだ…。」

その後、同じIT企業のベテラン社員(プロジェクトマネージャー)である健一は翔太からの疑問を聴いていました。

👦🏻「なぜ、健一さんは電話や対面でのやりとりを強要するんですか?
よほど緊急でもなければ、メールとかLINEの方が私は楽に感じるのですが、
やり方を変更していただくことは可能でしょうか?」

疑問と提案を聴いた健一は「一度持ち帰り、検討する。」といって
その場を後にしました。
検討するにあたり、健一の意見としてこのように考えていました。

私が新入社員のころは、電話や対面での報告が当たり前だった。
なぜ今頃になってやり方を変えなければいけないんだ。
検討するとは言ったものの、今更変えたくないしな…。

翔太と健一、どんな考えや価値観、世代のギャップがあるのでしょうか。

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生きてきた時代の違い(常識の違い)

考えが異なる理由の一つとして、

生きてきた時代の違い=どの環境で仕事を行っているのか

                          があげられます。

健一は電話や対面でのやり取りを強要されている仕事環境の中で学び、
個人の考えとしても、業務連絡はいかなる場合でも電話や対面で行うべきと考えています。

対して、翔太は電話や対面でのやり取りだけではなく、メールやラインなど
を通じてやり取りをしたい考えがあり、その方が慣れているため、やり取りの仕方を変更してほしいと考えています。

この場合、健一はなぜ翔太がメールやLINEでのやりとりをしたいと考えているのか。
電話・対面とメール・LINEについてのメリット、デメリットを考える必要があります。

翔太は、なぜ健一さんが電話や対面でのやりとりにこだわるのか。
電話や対面の方が良い場合は何があるのか、などを考える必要があります。

お互いにメリット・デメリットを考え、共有することが
この疑問を解決するための一つの方法としてあります。

使いやすいツールの違い

生きてきた時代が違うため、慣れているツールにも違いがあります。

健一は電話や対面での連絡をすることに慣れていて、
メールやLINEには不慣れな部分があります。

翔太はメールやLINEには慣れていますが、
電話や対面でのやり取りはコロナ禍の影響もあり、
不慣れな部分があります。
また不慣れで緊張することが多いため、
電話を使うことは極力避けたいと考えています。

この場合、メリット・デメリットに加えて
いまからでも別のツールに慣れることは可能なのかを
考える必要があります。

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連絡手段について検討の結果

👨🏽「検討した結果、メールとLINEのやりとりしても問題ないことになった。
  ただ私は不慣れな部分もあるため、電話や対面でのやり取りが多くなる。」

  「翔太君は、メールやLINEでのやり取りをしてくれてかまわないが、
   私が不慣れなため、緊急を要するときは電話や対面でのやりとりを
   お願いします。」

👦🏻「わかりました。
  検討いただき、ありがとうございました。
  提案をした後、
  健一さんがなぜ電話や対面でのやりとりが良いのか考えました。」

👦🏻「健一さんは私と違い、メールやLINEに不慣れなこと。
  やり方を変えたくないのかもしれないと思うと、
  提案したことに申し訳なさもありましたが、
  提案を受け入れていただき少し仕事がしやすくなりました。
  わからないときは私がメールやLINEのやり取りの方法をお教えしますね!」

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まとめ

今回は新入社員の翔太とベテラン社員である健一を用いて、
業務連絡の仕方について疑似対話を行いました。

今回の例では、
・連絡手段についての世代間のギャップ
・慣れているツールの違い

という課題に対して、
・メリットとデメリットを思考し、整理すること
・お互いのやりやすさを考えたこと

                で課題解決に繋がりました。

また、キャリアの差がある中で健一が翔太に寄り添い、
やり方を変えようと検討し、実行したことも好ポイントでした!

実際の事例でも、
連絡手段のやりやすさの違いや今までのやり方を変えるかどうかなど
今回と同じような課題が出てくる場合もあります。

今回の例でもあったように、
お互いの考えがなぜそうなのか思考し、歩み寄ることで
良い方向への解決がされるのかもしれませんね。


今回はこのへんで。 

お読みいただきありがとうございました!😊
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