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きっと成功を掴む未来【第19話】

【登場人物】
主役:佐々木隼人(横須賀大学・4年生:経済学部)
《勤務先:ジャパンファイナンス(金融会社)》

同級生:宮崎ひとみ(横須賀大学・4年生:経済学部)
《勤務先:グローバル保険(保険会社)》

同級生:石原勇気(横須賀大学・4年生:社会学部)
《勤務先:日本開発不動産(不動産会社)》

同級生:木内早苗(横須賀大学・4年生:商学部)
《勤務先:アジアパシフィック証券(証券会社)》

【第19話】揺れ動く想い

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数日が経ち佐々木は現在取り掛かっている吉本オーナー(美容室オーナー)との事業計画を進めるために再び丹野社長(システム開発会社)とのコンタクトを交わしていた。

佐々木は、吉本オーナー(美容室オーナー)をシステム開発会社の丹野社長に紹介をするためにシステム開発会社へと足を運んだ。

佐々木:
『こんにちは、ジャパンファイナンスの佐々木です』

女性従業員(システム開発):
『佐々木さん・・お待ちしておりました、奥のお部屋で待ちください!』

佐々木:
『ありがとうございます』

佐々木と吉本オーナーは奥の応接室にで待つこととなった。

しばらくすると一人の男性が現れた。

丹野社長(システム開発社長):
『お待たせいたしました』

佐々木:
『丹野社長・・こちらがお話をした美容室の吉本オーナーです』

吉本オーナー(美容室オーナー):
『吉本です、お時間を頂きありがとうございます』

丹野社長(システム開発社長):
『ご足労を頂きありがとうございます、佐々木さんより話を伺っていますので少しでもお力になれればと思っている次第です』

吉本オーナー(美容室オーナー):
『佐々木さんより伺ったのですが、鏡にも細工は可能なんですか!?』

丹野社長(システム開発社長):
『お客様の姿をバーチャルと融合させイメージを掴んでもらうことは可能です』

吉本オーナー(美容室オーナー):
『なるほど!それはとても興味深いですね』

丹野社長(システム開発社長):
『お客様にも楽しんで頂けるのではないでしょうか!』

吉本オーナー(美容室オーナー):
『これからの時代なんですね!是非やらせて下さい!』

丹野社長(システム開発社長):
『わかりました、お役に立つのであればこちらこそお願いします』

佐々木と吉本オーナーは期待を胸にシステム開発会社を跡にしました。

吉本オーナー(美容室オーナー):
『佐々木さん・・ありがとうございます』

佐々木:
『来月には新たな店舗へと変化しますね!』

吉本オーナー(美容室オーナー):
『お客様が楽しんで頂けるような美容室を作り上げていきますね!』

佐々木:
『楽しみにしていますので頑張ってください!』

佐々木は吉本オーナー(美容室オーナー)と別れ会社に戻ることにした。

会社に戻った佐々木は、事業計画の報告をするため田辺課長のところへと向かった。

佐々木:
『戻りました!』

田辺課長(営業1課課長):
『佐々木・・吉本オーナー(美容室オーナー)との事業計画は順調にすすんでいるのか!?』

佐々木:
『大丈夫です!システム開発会社の社長を紹介してきたところです』

田辺課長(営業1課課長):
『そうか!周りの人が「佐々木の成長」を後押ししてくれるから最後までしっかりとお客様に寄り添うんだぞ!』

佐々木:
「わかりました・・いろいろと勉強をさせてもらいます」

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田辺課長とのやり取りが終え佐々木は自分の席に戻ると、会議室の方から同僚の金子がやってきた。

金子:
『佐々木君・・昨日はとても楽しかったわ!』

佐々木:
『金子があんなに料理が上手だなんて知らなかったよ!』

金子:
『大したものは作れなかったけど喜んでもらって嬉しいわ!』

佐々木:
『なんかお礼をしなきゃね!』

金子:
『そうしたら週末にドライブに連れて行ってほしいわ!』

佐々木:
『ドライブ!?』

金子:
『関東には出て来たけど会社と自宅の往復しかしていないから!』

佐々木:
『わかった!次の日曜日に何処かへ出かけよう!』

金子:
『嬉しいわ!期待して待っているね!』

佐々木は今週末の日曜日に同僚の金子を連れ出して関東の街並みを案内することにした。

~その日の夜~

佐々木は自宅で寛いでいると一本の電話がかかってきた。
すぐさま佐々木は机に置いてあった携帯電話へと駆け寄った。

佐々木:
『石原・・!?』

佐々木は携帯電話を取り電話に出ると電話の主は同級生の石原からだった。

佐々木:
『もしも~し!』

石原:
『よぉ! 佐々木・・今大丈夫か!?』

佐々木:
『どうしたんだょ!?』

石原:
『さっき、木内から連絡があって宮崎が入院したんだって!』

佐々木:
『宮崎が入院!?どういうことだよ!』

石原:
『あまり深くは分からないけど今週の日曜日に木内と一緒にお見舞いに行くがお前も来れるよな!』

佐々木:
『今週の日曜日・・!?』

石原:
『10時に市立病院の入り口まで来いよ!』

佐々木:
『わかった・・・』

石原:
『じゃあな! プープープー』

石原の電話が一方的に切れると同時に佐々木の脳裏には複雑な思いが交錯していた。

~翌日~

会社に着くと佐々木は朝から重々しい気持ちに苛まれながら金子の元へと向かった。

佐々木:
『金子・・話があるんだけど!』

金子:
『どうしたの!?』

佐々木:
『昨日約束をした「週末の件」なんだけど日にちを改めてくれないかな!?』

金子:
『そっか!・・・大丈夫だよ!また今度誘ってね!』

佐々木:
『期待をさせてしまってゴメン!』

金子:
『誘ってもらえる日をずっと待っているからね!』

佐々木:
『きっと連れて行くから必ず待っていてね!』

金子:
『とても嬉しいわ!ありがとう!』

佐々木は金子への想いが日に日に高まりだしてきているのを感じ始めていた。

~続く~













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