見出し画像

【自己理解】で、他人軸や、固定概念を、うまく手放す

「夫が家事をしてくれない!」
「他のパパは○○してくれるのに、うちはしてくれない!」

家族なら、なおさら、文句を言うだけで終わりにしたくない。

自分がより生きやすくなるために。
そして、機嫌は、まわりに連鎖する。




「家事をしてくれない」という不満に、一歩踏み込む


友人が、
「夫が全然家事をしてくれない」
と不満を持っていた。


「何を手伝ってほしいの?」

会話をして、自分の気持ちをちゃんと考えていくと、

「特に何も手伝ってほしくない、家事はやらないでほしい!」
とのこと。


家事を手伝って欲しいのではなく、
『ありがとう』といわれたい。

わかる!!!!!

夫に向けた、このたぐいのことは、私にも大いにある。

夫への不満の気持ちは、増大しがち。


その時に、
なんで、私はそう思うのか。

細分化して考えることで、
友人のような、本当の自分の思いに気づくこともある。

無駄な、不満の増大は、ぜひともストップさせたいところ。


固定概念から抱く不満、意外とそうでもない?


私は、なんとなく
「雪かき=男性の仕事」という勝手な固定概念があった。

去年までは、朝が苦手な夫が起きてきて雪かきをしてくれないことに、
「他の家はパパがやってるのにな〜」と不満を持ちながら
1人雪かきをしていた。

今年の1月、大雪が続き、雪かきをしないと車を出せない日が続いた。

朝が得意な私。苦手な夫。

まだ真っ暗、しんしんと降る雪の中、一人私は、雪をどかし始めた。

朝の、静かな空気。
体を動かして、ポカポカ。
お迎えのおとうさんと挨拶をかわし、戦友のような気持ちに。

この感じ、好きだ!!!

そう!
過去の私も、家族のために、何時間も雪をどかしていた。好きだったのだ。

そう思ったら、雪かきのなんと心地の良いこと。
積極的にやりたくはないけれど、
ただ不満を抱きながらの雪かきとは、違った心地よさがあった。

自分のことなのに、いろんな固定概念に縛られて、
まだまだわかってない自分がたくさんあるのかも。

でも、夫よ。
いくら好きといっても、雪かきに関しては、
「ありがとう」と言ってもらいたい。



「〇〇すべき」は本当にそうなのか?自己理解で生きやすく


エンディングノートを書くようになって、
自分というものを考えるようになった。

それまでは、あまり自己理解というものをせず、
自分の好き、得意についても言語化してこなかった。
頭の中に、ふわっとあることに満足していた。

なんとなくできるから、
なんかやりたいから、
で、ここまできてしまった。

就活という、自己理解すべき時に、
また、得意の ”なんとなく” で、その機会を逃し、
もう40歳になってしまった。

苦手なんか、考えたこともない。
どちらかといえば、考えてはいけないと思っていた。

「苦手っていう前に、手を動かせ!」みたいな、
誰から言われたかもわからないプレッシャーにより、
できない!!!という言葉は、言ってはいけないと思っていた。
(これも、私の固定概念)

そんな私にとって、今自分たちで制作したhibiyaのエンディングノートは、
初めての、ちゃんとした自分の言語化の実践。

”苦手”を伝えることは、自分を守ることにもつながります。

hibiya エンディングノート用ガイドブック(ver.2) p07


苦手って、言っていいの?!
私にとっては、ものすごい大発見!!

エンディングノートのガイドブックを制作していく中で、
また、自分自身がエンディングノートを書いていく中で、
日常生活において、色んなものにアンテナがたった。

雪かきが好きだ!と言語化できたのも、このアンテナのおかげ。

人それぞれ違う!違っていい!私ってどんな人?

まだまだ、自分自身を、理解できていないことは、たくさんあるけど、
理解することで、生きやすくなったり、豊かになることってある。

自分を理解できていないと、他人軸で物事をとらえてしまいがち。
〇〇すべき!と勝手にルールを作っていた。


エンディングノートという、自己理解ツールを手に入れた私は、

苦手をできるだけ手放し、
得意を活かすことを考え、
好きを、日々に散りばめようとしている。


なんだか、生きやすい。

まだまだ、自身の言語化のストックは増え続ける。


苦手な自己紹介。エンディングノートを見ながら、等身大の自分を表現する


新しい世界に踏み入れる時、自己紹介が求められる。

自己理解してこなかった過去の私は、
自己紹介は大の苦手。
だって、自分のことを理解してないから。

(ついでに、言語化してこなかったから、自己紹介が苦手という意識もない。)

そして、自己紹介の正解って何かもわからない。


レナ蔵さんのnoteに、自己紹介のヒントが書かれている。

職場に限らずこの相手目線が大事。
自己紹介もその延長。

どんな繋がりを持てるのか?
どんなことで力になれるのか?
自分は何を大切に生きているのか?

始めにそこが分かると、探りを入れるお相手の手間を削減出来る。
これは相手への思いやり、というものなのかもしれない。

レナ蔵さん noteより

自己紹介も、相手への思いやりという、彼女の考えがやはり好きだ。

エンディングノートをある程度書いていくと、エンディングノートを開きながら、自己紹介がつくれる!

年齢とか、住んでいる場所とか、子供がいるとか、外側の情報も、打ち解けるきっかけにはなるけど、

自分の内側の部分、そこを少しでも見せれたら、
より、相手が思う自分と、本当の自分に差がなく、無理がなく、ステキな関係を築いていきやすい。

次、転職時の面接があったら、少しは自信のもてる、等身大の自己PRができそうな気がしている。


hibiyaは、「日々を磨く」を理念とし、エンディングノートを書く人を応援します。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?