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豊かな人生を過ごすためのからだとの付き合い方

心もからだも快適に暮らすための色々なアプローチを紹介します。
このマガジンでは、からだのがっこうのコンテンツをより詳しく、より発展させ、体系的に学びを深めること… もっと詳しく
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記事一覧

Q&A 足にいいものあれこれ

こんなことを書いてから、ちょこちょこ質問をいただきます。などなど… 今回はこれらの質問に回答していきたいと思います。 まず、足を意識するためにできることですが…これは足の形を知ってください。 28の骨があり、3つのアーチが地面からの反力を軽減します。 そのアーチが崩れてしまうと、衝撃が足から膝、膝から腰…と、下から順番に上がってくるわけですから 足の裏が丸まって(縮まって)しまっている状態から、ふんわり伸びた状態になるようにストレッチをすることが有効です。 そう、

おんちゃん2人が佐賀弁で喋りつつChillgressive mixでボディワーク

足の裏がパンパンに固くなると… ふくらはぎ、もも裏、お尻、腰、肩…に余波が押し寄せます。 そんなことを書いたのがこちらの記事。 そんな足裏からのからだの繋がりを撮ってくれていたので、ご覧ください。 動画をあげてくれたのは銘醸酒居酒屋 達磨家のマスター タカヒロ君 地元 土佐佐賀のパイセンです◎ 土佐佐賀といえば、カツオ一本釣り日本一で知っている(ハズ…) 事実、土佐佐賀の漁師さん宅で食べるカツオは、どのお店で食べるものよりも美味しく、その街で育ったタカヒロ君が作

足でしっかりと大地と接点を持つこと、できてますか?

正しい構造で正しく動きたい以前に「痛み」はからだからのシグナルだということを書きましたが… 要約すると、重力との関係性ができていないからの一言に尽きる。 他の哺乳類と違って、私たちにんげんは2本足で立って暮らしているので いうまでもなく、他の哺乳類は4本足で歩いているので安定感が抜群に高い どうしても地面と接点を持つのは2つの足裏だけになってしまう。 それだけでも不安定さが高くなってしまうのに、 生活の中で無意識のうちにつけた"いろいろな癖”が不安定さを助長させる

変わるもの変わらないもの、変わるべきもの変わるべきでないもの

生まれてから 死ぬまで、いや、死してもなお からだは変化し続ける。 変化がなくなった瞬間 にあるのは何なんだろう。 そんなことを考えても、答えはみつからないのかもしれないけれど、 あるとしたら「無」なのかもしれない。 まぁ、そんなことを考える人もあまりいないのかもしれない… 冒頭にあるガンジーの言葉は僕の心を打った。 世界によって自分が変えられてしまうなんて思ったことはないが 確かに、世界が動くことで自分の中のいろいろなことが変わっている。 もちろん良い変

”痛み”をどう捉えるか

からだが痛いのって… 不快になるし、暗い気持ちになるし、イライラするし… ポジティブに捉えることはなかなか難しい。 ポジティブどころか、むしろマイナス、超ネガティブに捉えたくもなる というか、ネガティブに囚われるというのが正解かもしれない。 痛みは気持ちのいいものではないが、アプローチを少し変えて その”痛み”を作り出した原因は何なのか?を考えたことはあるだろうか? ”痛み”はからだからの危険シグナル例えば、紙で指先を切った時… 外から体内に侵入できる経路がで

脱藩

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kaiboy

遡ること二十数年前、腰痛に悩む一人の若者が四国の山深くに住むインド帰りの仙人に出会い… 仙人のエネルギーワークのセッションを受けるとみるみる間に ”快” 方へと向かうという不思議な体験をした。 それから、いつどんな時でも「人体」への興味は尽きることなく、人生における大きな原動力(モチベーション)になっている。 屋号にまでした「BODYWISE」は、僕にとって ”本質的なからだ” を「叡智」として、一つにまとめたこの書籍を シンプルで、解りやすく、誰もが体感できるムー

からだを”どのように”活性化したいか?

筋トレらしい筋トレをしなくなって10年は経過したでしょうか… 筋トレをしなくなって、からだは自由が好きなことがわかりました。 これは、同時に”からだの仕組み”を考えることにもなりました。 からだの中は、たくさんのテコが存在しているのに… ここでやっと、自分が変な思い込みをしていたことに気がつくのです。 言葉によるトリック 一般的に「筋力トレーニング(筋トレ)」というと、筋肉が大きく・硬く、それが強くなるイメージじゃないかと思うのですが… よく考えてみると、それっ

からだは記憶する

常々考えてることなんですけど、からだは記憶を持っています。 いい時も、わるい時も、そのからだで過ごしてきましたから 例えば、足の小指をタンスの角にぶつけた時の痛みとか その時の足がぎゅーっと縮まっていく感じとか 腫れちゃって、いつもみたいに歩けなくなった時の感覚とか。。。 それを乗り切ったから「今」があるわけです。 交通事故に遭って以来、何だかからだの調子が悪くて… という方のセッション(施術)をさせてもらいましたが 恐怖と不安と、さらに事故の衝撃とで驚く

水のように動く…

「私たちのからだの7割が水分だ」という話は 誰もが一度ぐらいは聞いたことがあるんじゃないだろうか。 具体的に水分はどう分布しているのか? 皮膚と筋肉とそれぞれに保水される割合はおなじなのか? 右と左の重さは均等になっているのか? なんてことを考えることは、あまりない。 からだを構成する半分以上が「水分」とわかっていながら、固い固い個体のように立ち居振る舞っていたら、

風の時代

木星と土星が重なるグレートコンジャンクションが起こった2020年12月22日。 この日を境目に、『地の時代』が終わりを告げ『風の時代』が幕開けとなりました。 ※『風の時代』が気になる方はgoogleで検索してくださいね! これまでの『地の時代』とは異なり『風の時代』は色々なことが変化します これまでの価値観が徐々に変化していくのでしょうね🌝 個人的には『風の時代』、モノを持ちすぎず、流れに乗りながら…なんてことをイメージしていましたが、どうも違うということに最近気が

SEGs(持続可能な進化目標)

Feeling uncomfortable みなさん、人生楽しんでますか? 人生山あり谷あり、いろんなことがありますが前を向いて歩いていきたいものですね。 昨今、SDGs(持続可能な開発目標)が取りざたされていますが、持続可能な開発目標って… 何でしょう? 個人的には「開発」ってところに少しの違和感を感じるのですが。。。 その違和感ってのはJICAに参加したことも影響しているのかもしれません。 あれこれ説明するのは長くなるので端折りますが… 発展途上国と言われる国

古のからださばき

ナンバナンバという単語を聞いたことがあるだろうか? 難波。 南場。 難場。 これらの「なんば」ではなく、ナンバだ。 ナンバ歩きというと聞いたことがある方もいるのではないだろうか。 ざっくり言うと、古来の日本人(江戸末期)までの日本人が行なっていたからだの使い方(歩き方)のことだ。 ことだ。と断言してしまいながらも、実際のところはわからないのだが… とにかく、ここでお伝えしたいことは江戸時代の日本人のからだの使い方がぶっ飛んでいた!!ということだ。 飛脚はウル

でかいやつは、トルクが大きい

感覚的なものが薄いからだの中心部(体幹)をどう捉えるか… まずは論理的に、構造的なところを押さえることは欠かせない。 感覚的なものが乏しいエリアを、感覚的に捉えるのは無理がある。 特に、複雑に入り組んだ骨盤周辺の筋肉の動きを捉えるなんてことは至難の業だ。 なので、「関節の動き」を考え、筋肉は関節に引っ張られるものとして考えることから始めよう。 股関節というのは、大腿骨(脚の骨)と寛骨(骨盤)の継ぎ目で、球の形をした関節だ。 そして、球体である関節は3軸で動く。

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