見出し画像

ソーシャルイノベーションにおける女性リーダーシップ:アジア太平洋における相互学習

バンコクで2022年12月8日-12月10日まで開催されました、
”ソーシャルイノベーションにおける女性リーダーシップ:アジア太平洋における相互学習“プログラムのシンポジウムに参加してきました。
このプログラムは、Designing Social Innovation in Asia-Pacific ( DESIAP,  https://desiap.org/)が中心となって、KOGEI-net、バンコク大学、RMIT、ノーザンブリア大学、金沢美術工芸大学により主催されています。

本プログラムは、日本、オーストラリア、タイ、マレーシアの 4 か国が参加しており、18ヶ月を通じて相互学習による能力と関係構築に焦点を当て、社会的影響に貢献するクリエイティブ分野の女性を支援する異文化間ピアメンタリングです。

2022年は基本的にオンラインでのミーティングを重ね、今回やっと対面でのイベント実施となりました。今回の振り返りと反省はまだ自分の中で消化しきれていませんが、学びの多い機会となりました。
また、本プログラムの立ち上げから運営段階で関与する男性はほぼ私だけだったので、そういう意味でも貴重な体験となりました。
(本番の会場では、バンコクの大学関係者や学生さんなど男性も参加されていました)

また、今回のシンポジウムでは、

・金沢美大工芸科卒業の3人(Rei Sato, Eri Sakiyama, Jumi Tanabe)による EbRu ( https://www.ebru.jp/ ) のアートを纏うイヤホン・イヤーモニターブランド「EARMIND」の展示とそれを用いたPVの上映と発表

・芸術学専攻 Sae Shimizuさんが自身の修士研究で扱っている「インターセクショナリティ」(交差性)という概念を、実践的な活動を通してより深く理解していく思考の一環として、参加者と一緒に「自分の名前」を刺繍しながら、それぞれの名前を巡る物語を話し合うプロジェクトも実施いたしました。

***

本プログラムは、豪日交流基金を通じて、英国人文科学研究評議会およびオーストラリア政府、また、ブリティッシュ カウンシル タイおよびアジア女性社会起業家ネットワーク ( #AWSEN ) の支援も受けています。

“Women’s leadership in designing social innovation: mutual learning in the Asia Pacific” program

The event is hosted and organised by Designing Social Innovation in Asia-Pacific ( DESIAP), Kogei-net, Bangkok University Thailand, RMIT University Australia, Northumbria University UK, Kanazawa College of Art Japan. The programme is funded by the UK Arts and Humanities Research Council and the Australian Government through the Australia-Japan Foundation. It is also supported by the British Council Thailand and Asian Womens Social Entrepreneur Network ( AWSEN).

よろしければサポートしていただければ嬉しいです!