【ギリギリでも合格は合格】医薬品登録販売者資格試験を受験から合格までの軌跡

先日医薬品登録販売者資格試験に合格することができました👏

数年までは健康の事など全く知らなかったのですが、中医学に出会ってからちょっとずつ勉強していって楽しいなと思い始めたころでした。

私のような医学初心者でもやればまあ何とかなる感じだったので、記録を残していきます。

登録販売者試験を受けようと思ったきっかけは?

将来的に中医学を本格的にやりたいと思ったときに、登録販売者をとらないと入れないコミュニティがあることを知りました。

そこに行けるかどうかは別として、なんかやろうという気持ちが出てきたので2024年の3月くらいから勉強を始めました。

登録販売者というのは名前は聞いた事があったのですが、内容やレベルについては全く知りませんでした。

ただ、中医学塾時代の先輩方の多くが取得されているというのをそこで確認しまして何かあるのかと思い受験しようと思いました。

なお化学科を卒業している知人(日本茶の化学を教えてもらった方)に聞いたところ、範囲が広いけど大学生でも受かるから大丈夫と言われましたが、心細かったです^^;

受験前の薬の知識は?

西洋医学については全く何も知りませんでした。
※勉強当初はアセトアミノフェンすら知らなかった。

漢方薬については中医学の基礎をやっていたので、全く抵抗がありませんでした。試験問題を見てみても7割程度は理解できました。

ただし生薬の細かい科名については知らなかったのでそこは1から勉強でした。

登録販売者試験の勉強法は?

私が主に行ったのは下記です。

1.基本はきくりんさんのYouTube動画

https://www.youtube.com/@rinkiku9445

途中動画を耳にしているだけだと理解できなかったので、ノートに書いてたりしました。(時間が超絶かかりますが、記憶には残る)

2.過去問ガリガリ

そもそも用語がわからない状況だったので、過去問をやっても当然解けない。

この状況は苦痛でしかありませんでした。

ただ、時間が無さ過ぎたので、1か月前からは無理やり過去問をひたすらやっておりました。

3.漢方薬は中医学の塾の内容を復習する

漢方薬については市販のテキストでは内容が薄すぎて、覚える意味がないと感じました。(というか基礎理論が書かれていないので丸暗記になる)

そこで、要点はきくりんさんの動画で抑えて、詳細は中医学時代の塾の内容を復習していくことにしました。

勉強していてた楽しかったことは?

1章 薬の基礎理論を知れたこと。
薬害の歴史や健康食品の勉強は興味があったので、普通に面白い。

2章 人間の人体の構造について知れたこと。

薬がどのように体に入って効果がでていくのか知れたこと。

交感神経と副交感神経や自律神経という一般社会でもよく出てくる単語の意味を知れたこと。

3章 西洋医学の基礎理論が分かったこと。

これまで勉強してきた漢方薬が出てきたこと。

日本茶で勉強した健康科学の範囲が改めて理解できたこと。
※逆に言うと日本茶インストラクターのほとんどは医学的なことは理解できていないと思う。というか難しすぎて理解しようという気になれない。

4章  薬局とドラッグストアの違いや、薬のリスク区分など身近にある薬の販売について理解できた。

薬の法律について何を言っているのかそれとなく理解できた。

配置販売業など奈良県と関係があることや薬の歴史を踏まえたうえで理解できた。

5章 副作用報告や医薬品副作用被害救済制度について某コロナワクチンと関連して今起きている事実をもとにして内容を理解することができた。

添付文章など一般人には理解できないような内容をそれとなく理解できるようになって薬屋っぽい感じがした。

勉強していて辛かったことは?

1章   1章は特に苦痛に感じるところは無かったです。

2章 臓器通しに関係があるため(中医学でいうと五臓六腑)
全てをある程度理解していないと相互の知識の理解ができないところがつらかったです。勉強する項目でいうと20項目くらいあった。

3章 西洋薬の種類が多すぎてきつすぎた。カタカナを見るのがつらい状況が発生。3章が分からないと5章も理解できない。

4章 2章3章が手いっぱいでほとんどザルに覚えるしかなかった。時間が足りなかった。

5章 2章3章が手いっぱいでほとんどザルに覚えるしかなかった。時間が足りなかった。内容的に3章が理解できないと5章も理解できない。

登録販売者試験を受験してみた感想は?

当日結構な人がいました。1,000人くらいは受験していたと思います。
男女比で行くと3:7位で女性の方が多かったと感じます。

資格試験自体を受けるのが久々だったので結構緊張しました。
ただ、割と3日前くらいに勉強したところが出てくれたので、いけるのでは??という期待もあったのは事実です。

3章は漢方薬の問題はほぼ解けたと思いますので、そこは助かりました。

登録販売者試験は何点取れた?

自己採点で91点でした(7割5分)


1章 18点 →及第点
2章 18点 →意外と取れた
3章 28点 →予想通り
4章 14点 →意外と取れた
5章 13点 →及第点

これから登録販売者試験を受ける人に向けて

範囲が非常に広く要所を抑えないと受からないようになっている試験だなと感じました。

文字だけですと非常にわかりにくいですが、今はYouTubeなど動画コンテンツも充実しています。動画コンテンツを上手く使うことをお勧めします。

高額な塾やセミナーは不要だと思います。
※最低限の書籍代は出した方が良いです。

漢方薬は初見だと全く意味不明だと思います。
中医基礎の概念を全くない状態で、丸暗記するのは非効率だと感じました。

覚えが遅くても理論を抑えたほうがあとあとで日常生活や人に説明する際にも役に立つと感じます。

今後の目標など

私は西洋医学よりも中医学(中国医学)をもっとやりたいと思います。
日本茶との歴史を調べたときに中医学というのがめちゃくちゃ関係あることも知りましたし、実際にお茶に使う応用の幅が一気に広がります。

今一番習いたいと思っている先生は今中健二先生です。

理由としては

・中国で中医師の免許を取られていること。
・中医学以外の五術についてもかなり詳しい(推測)
・お弟子さんが幸せそう

この中医学という学問は不思議な感覚がありまして、なんか自分にフィットしている感じがします。やっていきたいと思います。



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