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#4 実験環境を手に入れよう


本当に機能する?と疑うこと

どこで戦うか、誰をどんな状態にするか、そのために自分に何ができるのかがイメージできたとして。

忘れてはならないのは、まだそれは仮説かもしれないということだ。

あるいは、
「実践したことはないけど、こんなことを学んできた」
「もしかしたら自分にはこんなことができるかもしれない」
と閃いている段階かもしれない。

これらが仕事として十分な品質を担保できるか確認し、それが相手を変えても成功するか、再現性を取ってみよう。強みは実績が伴って初めて強みなのだ。

実験できる環境を探そう

まずはテーマを決め、実験していこう。

テーマは最初からがっつり作りこむ必要はない。
「自分にできること」を受け取る人は誰だろうか?
その人のニーズを満たす最小限のこと(Minimam Value Product: MVP)で実験することだ。ひとまずそれをデザインしよう。

テーマが決まったら、実験環境を手に入れよう。
環境とは、時間、場所、実験材料、資金の4点だ。

  • 時間:本業の時間配分を工夫して17時からはそれに取り組めるようにするなど、テーマに取り組める時間を作ること

  • 場所:その実験ができる職場を選んだり、コミュニティを探したりすること

  • 実験材料:職場・コミュニティ・SNS等でモニターになってくれる人を求めたり、対象物が容易に手に入る場所を確保したりすること

  • 資金:実験を動かして、かつ生活ができる十分なお金の算段を立てること

就職・異動・副業・参画

「実験環境を探す」とは、上述の4点にめどを立てていくことに他ならない。
本業の一環で強みを実験できるのが一番効率的なので、就職とその中での異動にはそのような側面があると考えてみよう。

また、本業の中で実験ができなければ、本業とは別枠の副業やプロジェクトへの参画などで実験していくことを考えよう。

評価を受けるのを忘れずに

実験なのだから、うまくいったのか、失敗したのか、相手は満足したのか、不満があったのか、評価されなければならない。

ダメ出しされるのは怖いが、評価を素直に受け取り、更なる改善に役立てよう!



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