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【2019年合格】独学・短期間で中小企業診断士二次試験に合格

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ご覧いただきましてありがとうございます。 これまでも多くの方から独学での二次試験対策を教えてほしいとご要望をいただいているため、ざっくりですが勉強法とコツをまとめました。事例別… もっと読む
仕事、育児、家事を並行して行いながら、独学で2019年度中小企業診断士試験をストレート合格したポイ… もっと詳しく
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⑩特典(採点します)&参考文献

(特典)5名様限定で筆記試験の解答を採点します。筆記試験対策で色々な観点から答案を見てほしいと希望される方は下記メールアドレスまでご連絡ください 人数を限定しているのは、採点にかなり労力を要するからです(笑) 事例1、事例2、事例3各2,000円(後払い)。1名様3事例まで。 事例4は対象外。7日~10日で返送予定です。 私から見た解答ポイントもつけてお返しいたします。 採点希望される場合は、与件文と作成した解答を合わせて送付してください。

⑨口述試験について

【概要】 口述試験は中小企業診断士二次試験(筆記)を合格した人が受験できる、最後の試験です。合格発表日から10日後ぐらいに受験します。この口述試験に合格して初めて二次試験合格証をもらうことができます。先述しましたが、合格率は99%以上ですので、準備をして当日自分なりに解答することができれば、ほぼ間違いなく通ります。 形式:個別面接のようなもの(面接官は2人)※明記されているわけではないので、今後変わる場合もあるかもしれません 時間:約10分 質問数:3~5問ほど※残り時間に

⑧筆記試験当日行っていたこと、気を付けていたこと

1.一つの問題に時間をかけすぎない 一次試験を突破された皆さんなので大丈夫だと思いますが、一つの問題に時間をかけすぎないように注意しましょう。二次試験は、一次試験以上に時間がないです。あまり一つの問題に時間をかけすぎると、点数を取るべき問題で失点し、合格ラインから遠のいてしまうことになります。ある程度考えても答えがまとまらない、方向性が見えない場合はとりあえず後回しにして、他の問題に取り組みましょう。 そういう私も令和元年度の事例Ⅲで最初の2問に時間をかけすぎるというミスを

⑦これはNG?やらないほうがよいこと

私が実際に気を付けていたことを記載します。勉強方法は十人十色で、必ずしも全ての方に当てはまるとは思いませんので、参考程度に「こういう考え方もある」ととらえておいてください。 ・マーカーを分けすぎる 過去の合格者が「強み、課題、市場環境、競合・・」を明確にするため5~6色のマーカーを使い分けていたという話を聞き、一時期私もマネしましたが、やめました。理由は、どこでどの色を使えばいいか考える時間とペンを持ち替える時間が無駄だった、色が付きすぎて読みづらくなった、からです。うまく

⑥<事例4>解答作成のコツ

【概要】 事例Ⅳは、特に「財務会計」に関することが問われています。 事例Ⅰ~Ⅲとはタイプが異なり、基本的な計算ができるかどうか、数字から課題を設定し、解決法まで述べることができるかどうかを測る試験です。 しっかり対策すれば点数が安定するため、ぜひとも得点源にしたい科目です。一方で、事例Ⅳに苦手意識がある方も多く、点数に差がつきやすい科目とも言えます。 また、4科目中で最後に行われる試験のため、それまでの疲労によるケアレスミスが起こりやすいです。どんな状況でも冷静に正しく計算が

⑤<事例3>解答作成のコツ

【概要】 事例Ⅲは、特に「生産管理」に関することが問われています。そのため、問われている論点としては、「効率よく、質の高いモノを生産して、高く売れ」ということです。売るということですが、販促観点というよりは、製造業としてどうすれば付加価値をつけることができるかということが問われることがほとんどです。 よくある流れとしては次の通りです。「事業環境分析(外部・内部)+その理由」→「生産管理に関する問題指摘」→「生産管理に関する改善策提案」→「高付加価値化の提案」→「他社との連携

④<事例2>解答作成のコツ

【概要】 事例Ⅱは、特に「販促・マーケティング」に関することが問われています。そのため、問われている論点としては、「今ある資源をもとに、ターゲットを選定し、適切な販促方法で、売上を伸ばせ」ということです。 よくある流れとしては次の通りです。「事業環境分析(外部・内部)+その理由」→「ターゲット選定」→「販促方法提案」→「地域とも協業した販促方法構築」 これは私の実感ですが、事例Ⅱは「誰に、何を、どのように販売し、地域を盛り上げるにはどうすればよいですか?」と問われていると考え

③<事例1>解答作成のコツ

【概要】 ご存じの通り、事例Ⅰは内部環境の整備、特に「組織・人事」に関することが問われています。そのため、問われている論点としては、「社内の重要資源であるヒトの能力をどうすれば最大限発揮させることができるか、また、ヒトのやる気を引き出すために必要な打ち手は何か」ということです。 よくある流れとしては次の通りです。「事業環境分析(外部・内部)+その理由」→「現状の事業について(転換点の理由)」→「将来あるべき姿(目指す方向性)」→「目標を実現するためにヒトや組織をどう動かすか」

⓪自己紹介<主に診断士受験のこと>

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②解答作成のポイント

1.丁寧な字で解答を記述する 最初から当たり前のことを言うなと怒られるかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にできることは重要です。 先述したように、二次試験ではこちらの考えを明確に伝え、納得させなければいけません。 相手の立場(採点者側)で考えてください。いくら内容が良かったとしても、殴り書きのような汚い字で提出された解答を読む気になりますか?また、それを見て納得しますか?ましてや、何百人、何千人の解答を採点しなければいけないのに、汚い字の読解に労力を使いますか? もし

①二次試験に対する考え方

まずは、二次試験がどういうものなのか、考え方をお伝えします。中小企業診断協会のHPを見てみると、下記のように目的と方法が記載されています。 【試験の目的及び方法】 中小企業診断士試験は、「中小企業支援法」第12条に基づき実施されます。 第2次試験は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する能力について、短答式又は論文式によ