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「盛岡市(2023年「ニューヨークタイムズの行くべき52カ所」の2番目に選出)」を参考に「山口市」は何をしたら良いか?

2024年は「山口市」が選出されましたが、前年の2023年には「盛岡市」が選ばれています。1年先輩の「盛岡市」が何をしたか?また1年経ってどうなったかを見ながら、山口市が何をしたら良いかを考えたいと思います。

なお、このnoteを準備している間に山口市も動き出しを始めていますので、後半部分に市からの発表に触れたいと思います。



まずは「盛岡市」の事例から。ホームページへ選ばれたことを掲載。広報誌にも情報をアップされているようで、その内容もpdfで見ることができます↓

こちらの記事は英語バージョンもあります↓やはり他言語での発信がポイントのようです。



続いて、岩手県の方のサイトです。クレイグ・モドさんの推薦のニュースレターの日本語訳を掲載しています。山口市の方も今後、掲載されるだろうと思います。
グーグルの翻訳ではなくニュアンスも含めて日本語での寄稿をしてもらったのでしょうか。クレイグさんは日本語も堪能ですので。↓



続いて写真一覧。こちらは選出された後ではなくこれまでの写真一覧をリンクしているのかなと思います↓このように新たに活動を始めるということではなく、これまでの活動を上手に紹介していくのは良いですね。



記事の中にあったお店も紹介されています。一番上のお店のリンクをつけておきます。今年は盛岡市に行ってみようと思うので、是非訪れたいと思っています。



最後には情報を整理して掲載していますね。2023年よりも前にコンテンツはあったようなのですが、おそらく情報を整理して紹介している模様です。一部は外国語対応もされています。



その他、記事を調べていくと、検索して上位に出てくるのは以下のよう感じです。今後、クレイグ・モド氏が「山口市」にも訪れることになるのだろうなと思います。

魅力をポイントを絞って伝えるツールの作成や簡易的でも良いので観光案内所を作ったりという感じですね。湯田温泉駅や山口駅などは小さい駅なので、商店街などの街中に拠点があると良いかもしれません。


そしてしっかりとした動画コンテンツとしては、JR東日本が以下のような動画を作成されています。ポイントがまとまっていて行ってみたくなります。これは行政ではなくJRが作っているのがポイントですよね。↓


ただ、調べていくと1年経った中では、外国人観光客が増加するなどの変化はあるものの、「全然作戦がない」とコメントされている方のネガティブなコメントが記事になっていました。

選ばれたことでそこに住む方に不満がたまってしまうと選ばれなければよかった。。。となってしまいます。

訪れる方が増えることで、どんな良いことがあったのかということを定期的に市やメディア、そしてそこに住む方が情報発信をしていく流れを作り、無理なく継続していけるようなサイクルを作れるといいかなと思います。




このnoteを準備している中で、私のふるさとの「山口市」も動き出していますので、紹介したいと思います。行政は4月から3月の年度予算ということもあり、1月に動くことは大変なところもあるかもしれませんが、動き出したことを宣言することに大きな意味があると思います。関係者の皆様、大変ご苦労様です。

受け入れる体制がなかなか整ってはいないとは思いますが、これまでの観光PRのような施策ではなく、「ライフスタイル」を感じてもらうような、過ごし方を紹介するような情報発信をすることで、来ていただく方のギャップが減りそうです。

また、交通アクセスが悪ければ、ゆっくり歩いてもらうような提案もできるかもしれません。ないものはないし、すぐには作れないので、いずれにしても、評価してもらっている「山口市」の良いところを上手にPRしていけると良いですね。


山口市のホームページに選定されたことが掲載↓



山口県観光サイト(公式)のトップページの画面が今回のニュースに切り替わっていました!特別サイトも準備されていますので、ぜひご覧ください。



そして、直近の山口市の令和6年1月定例記者会見(2024年1月26日)の内容です↓

「ニューヨーク・タイムズ紙の記事を受けての対応について」


既に4つの事業が動き始めたようです。
①多言語の対応
→観光案内所職員や観光ガイドが同時通訳機器を使用し、円滑な会話ができるような対応を行い、また地域通訳案内士の更なるおもてなし向上のための研修会を開催。

②インターネット環境整備
→香山公園等のフリーWi-Fiの機能強化

③クレジットカード等のキャッシュレス決済設備導入支援
→事業者の活用状況や需要等のアンケート調査を関係団体と連携して実施中。早急に設備導入費用等への支援を行う予定。

④観光循環バスの運行実現を目指す
→JR山口駅から大内文化特定地域内の交通手段を充実する観光回遊循環バスの運行実現を目指す。

※上記に加えて、瑠璃光寺五重塔の「プロジェクションマッピング」も3/31まで延長し、終了時間も午後8時→午後9時までに延長することが発表されています。



そしてもう一つの注目ポイントがありました。それは会見でニューヨーク・タイムズの話題よりも上に来ています。それがこちら↓

山口市と株式会社ファーストリテイリングとの包括連携協定の締結について

山口県にある会社の中で、おそらく一番有名な会社でしょう。みなさんご存知、ユニクロやGUを展開する会社です。
「山口市」と本格的な連携協定結んだということは、あまりニュースになっておらず私もこの記者会見のサイトを見て気付きましたが、、、実はこれは大変すごいことです。

締結日が2024年1月19日付となっているので、ニューヨーク・タイムズで選ばれる前に協議は終わっていたと思いますが、発表されている内容以上の連携が進んでいくことに期待しています。
また、今後「山口市」に興味を持った様々な関係者が連携を希望してくる可能性が高いです。誰と何をすれば良いか、しっかりと見極めながら進めてください!

ということで、「盛岡市」の発信等を確認しながら「山口市」の動き出しについても紹介をしました。
地に足をつけて、一つずつ受け入れ態勢を整理をしていくのが良いと思います!

今年1年間は「山口市」からの情報発信に注目したいと思います。
そして、私も「レノファ山口」の応援のタイミングで帰省した際には、情報収集してきますので、今後の発信にご期待ください!






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