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黒川紀章の『さざなみホール』に行ってきました(滋賀県野洲市)

滋賀のええトコを伝えるwebメディア「しがトコ」の取材で、滋賀県野洲市(旧中主町)にある音楽ホール『さざなみホール』に行ってきました。

設計は『中銀カプセルタワービル』などで知られた黒川紀章!

30年以上にわたって地域の文化や暮らしを支え続けてきた施設でしたが、老朽化などの理由により2024年いっぱいでの閉館が決まりました。

さざなみホール正面

丸と四角と三角で構成された、レトロフューチャーチックな無骨な見た目。

そしてメインステージの後ろはガラス張りになっていて、地域の風景を借景としているなど、全国的にも珍しい造りをしている『さざなみホール』

ステージから見える滋賀の田園風景

建物の内装や歴史については、写真つきでたっぷりと紹介していますので、ぜひ記事をご覧ください!

取材後記

実は幼少の頃から『さざなみホール』には学校行事や遊びなどで何度も訪れたことがあり、私自身思い入れがある施設でした。

元々この地域が中主町と呼ばれていた頃に複合施設として建てられたことから、施設内には保健センターや図書館もありました。

学校行事で映画を観ただけでなく、予防接種が怖くてワンワン泣いたのも、図書館に通って『きかんしゃトーマス』の絵本や『三国志』の子供向け小説を読んだのもこの場所でした。

だから数年前に、火野正平さんが自転車で全国を巡るNHK番組『にっぽん縦断 こころ旅』でこのさざなみホールの裏道がゴールとなった時はびっくりしましたね笑

火野正平さんがお手紙を読まれていた場所

草むらに座り、その回の「こころの風景」だった景色を前にしてお手紙を読まれていたのを覚えています。

そんな慣れ親しんだ建物が見られるもあとわずか。
自分自身や身の回りの変化をひしひしと感じるようになった、今日このごろです。






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