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お稲荷さんの誕生日と、私の小説の話
京都・伏見稲荷大社
京都市伏見区にある伏見稲荷大社といえば、
商売繫盛の神様……と説明する必要もない
もうメジャーな存在ですよね。
今回は伏見稲荷大社と、
お稲荷さんの誕生日のお祝い
「初午大祭」について紹介します!
![](https://assets.st-note.com/img/1707687726663-EKCLIf2vlX.jpg?width=800)
お稲荷さんが鎮座している稲荷山の山中には、
たくさんの末社やお塚もあり、
本殿からそれらをつなぐ形でのびる千本鳥居は、
国内外から人気を集める一大観光スポットです。
![](https://assets.st-note.com/img/1707688108860-Sgezj7oCq2.jpg?width=800)
またふもとの本殿から30~40分ほど
参(山)道をのぼると四ツ辻という
見晴らしのいい場所に出て、
天気がよければ「あべのハルカス」が
見えることも。
![](https://assets.st-note.com/img/1707688328787-ZT5enFhHZs.jpg?width=800)
四ツ辻には「仁志むら亭」という
お茶屋さんもあり、
休憩がてら甘味を食べたり、
![](https://assets.st-note.com/img/1707688785042-SNRzhWmWOm.jpg?width=800)
絶景を眺めながら
うどんやいなりずしといった
軽食なども楽しめます!
![](https://assets.st-note.com/img/1707688829988-b1ax7Ti9q3.jpg?width=800)
2月12日は初午大祭
この記事を投稿した2024年2月12日は、
初午(はつうま)の日。
初午の日に稲荷大神が稲荷山に
ご鎮座されたことから、
伏見稲荷大社では例年初午の日、
つまり本日2/12に初午大祭が
執り行われます。
![](https://assets.st-note.com/img/1707689125118-ZRyvMNC8e2.jpg?width=800)
いわば"稲荷さん"のお誕生日のお祝いですね。
初午にお参りすることは「福詣」ともいわれ、
初売りに合わせて販売される
「しるしの杉」は商売繫盛・家内安全の
御守りとして人気です。
「しるしの杉」
平安時代も中期以降になると、紀州の熊野詣が盛んとなり、その往き帰りには、必ず稲荷社に参詣するのが習わしとなっていて、その際には、稲荷社の杉の小枝=“しるしの杉”をいただいて、身体のどこかにつけることが一般化していました。
稲荷さんと私と、私の小説
![](https://assets.st-note.com/img/1707690075341-hUusgO40Q9.jpg?width=800)
実は稲荷山にあるお塚の一つを、
先祖の代から家神様としてお祀り
していることもあり、
毎年稲荷さんに初詣するのが
家族のならわし。
![](https://assets.st-note.com/img/1707690190744-rlQ6VU4vVB.jpg?width=800)
この奥の清明瀧でご先祖様が滝行をしていた
(※今は立ち入りが禁止されています)
山道を歩くことで毎年の健康度をチェックしたり、
山の上の社でおみくじを引いたり、
新しくできたお茶屋さんで甘酒を飲んだりと、
毎年違う楽しみがあって面白いです!
![](https://assets.st-note.com/img/1707690770180-68E6sReb9R.jpg?width=800)
滋賀在住でありながら
慣れ親しんだ場所であった頃から、
私の作家デビュー作である
小説『二十世紀電氣目録』では、
伏見稲荷大社を舞台の一つとして
書かせてもらっています。
冒頭試し読みのシーンで
伏見稲荷大社を描写していますので、
気になる方は下記リンクからどうぞ!
例年観光客でいっぱいのお稲荷さんですが、
ふもとの一番有名な千本鳥居を抜けた辺りから
観光客がぐっと減りますし、
時間帯によってはガラガラの時もあります。
ぜひ一度訪れてみてください!
![](https://assets.st-note.com/img/1707691016823-Ye0PERnSI3.jpg?width=800)
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