クラッシックなフィルムILFORD FP4 PLUSの写りを再確認。| Rolleiflex 3.5F | フィルム写真
ILFORD FP4 PLUSの写りをひさびさに再確認してみました。デビューから80年以上も経つ現役のモノクロフィルム。シャープでコントラストなその写りは素晴らしかったです。
動画も、あわせてどうぞ:
ILFORD FP4 PLUSが気になり出した
ここ数年、僕の中判カメラのRolleiflexで使っているフィルムは、いつもILFORD DELTA 100か、Foma Fomapan 100でした。で、flickr.comとかYouTubeとかを見ていると、中判カメラや大判カメラでよく使われているフィルムがあります。ILFORD FP4 PLUSです。ILFORD FP4 PLUSで撮れたすばらしい写真をあちこちで見てるうちに、そういえば、最近ILFORD FP4 PLUS使ってないなあと思うようになり、久しぶりにILFORD FP4 PLUSで撮ってみることにしました。
ILFORD FP4 PLUSってどんなフィルム?
ILFORD FP4 PLUSは、こんなフィルムです。
モノクロフィルム
ISO 125
微粒子パンクロマチックフィルム(FPの名前の由来です。 Fine grain Panchromatic)
優れたシャープネス、中程度のコントラストを備えた万能白黒フィルム
ラティチュードが広く、増感、減感現像がしやすい
1935年に発売されてから、80年以上たっても、いまだに人気のフィルム
ILFORDでは、DELTAシリーズがT粒子の最新のフィルム設計なのに対して、PLUSのシリーズは昔からあるクラッシックなフィルム設計。
フィルムベースはほぼ透明
お買い得。ILFORDの中では一番安いフィルムです。
使用したカメラ & アクセサリー
今回は、中判カメラのRolleiflex 3.5Fで撮ってきました。三脚、ケーブルレリーズ、いつものようにイエローフィルターを付けてます。僕のイエローフィルターは1段下げて撮影しなくてはならないなので、ISO 125のフィルムだと、実際にはISO 64として撮影する必要があります。ということで三脚は必須かもしれません。
森へ出発
Rolleiflex3.5FとILFORD FP4 PLUSをバックパックに詰め込んで、近所の森のトレイルを散策しました。
古い車を発見
というわけで、古い車を発見。こんな森の中になぜ車が。。。
カメラとフィルムを取り出して準備します。
撮影しました
さっそく撮影開始です。
1枚目をパチリ:
ちょっと遠くから。
2枚目をパチリ:
次は前から。
3枚目をパチリ:
後ろから。
4枚目をパチリ:
タイヤの落とし物発見。
5枚目をパチリ:
ローラーも落ちていた。
井戸のような物を発見。
5枚目をパチリ:
というわけで撤収です。
現像
現像は、Rodinal 1:25で、現像時間は9分でした。DELTA 100と違って、FP4 PLUSのフィルムベースは、かなり柔らかい感じがしました。
まとめ
ILFORD FP4 PLUSの再確認ということで、ひさしぶりにFP4 PLUSの写りを見てみました。その写りは、やっぱり、すばらしいというしかありませんでした。Delta 100の方がシャープな写りなようですが、いやいや、FP4 PLUSも、すばらしいシャープネスでした。コントラストはDelta 100と違って、優しいクラッシックなコントラストが感じられる写真も何枚かありました。
ということで、これからはILFORD FP4 PLUS、もっと使っていこうと思います。
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