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アイデアを出すということ

ビジネスを始めるにあたって、とてもわかりやすい言葉を教えてもらったので、ご紹介したいと思います。

【0から1のフェーズ】アイデアの見える化+行動(実行)・・・何も無いところから自分の価値観を元にサービスを考え、具体化して、行動する。

【1から10のフェーズ】とにかくやりきるフェーズ・・・前のフェーズで産み出されたサービスをとにかくユーザーに届ける、作りきるフェーズ。一番しんどい。。。

【10から100のフェーズ】【100からのフェーズ】ここからが本当のスタート。優秀な人が入って経営とか財務とかを本気で考えだして、フレームワーク使って会社や事業を回していきましょうというフェーズ。すみません。。。このフェーズは個人的に得意では無いのであまり頭に入ってきませんでした。

私は新卒でみなさんも知っていると思われる楽器メーカーに入りました。その会社では5年間働いたのですが、会社の核となる事業を20台半ばで任せてもらっていたので、組織という大きななにか(笑)の中で働くことはできました。といっても銀行や公務員では無いので、今から考えたらいい意味で、自由に仕事をさせてもらえたと思います(理解のある上司に感謝です!)。一時期、イベントの運営を担当していて半年間休みなしの期間もあって、労働組合からも指摘されたりしまいましたが、個人的には休みが無いことなんて苦でもなんでも無いので、今となっては楽しかった思い出です。

話は逸れてしまいましたが、その会社をやめて、約20年間ベンチャーもしくはスタートアップの会社で働いている中で、冒頭でご紹介したフェーズの内容が個人的にすごく分かりやすかったのです。

先にいうと私は【1から10のフェーズ】が得意です。最初の会社を退職してから4社経験していて、結果的にではありますが、すべてこのフェーズで働くことができました。別にこのフェーズを選んで会社を選んだわけでは無いので、ラッキーな人生だと思います。

逆に会社がこのフェーズを抜けて、安定や組織化がみえ始めた時、私はそれぞれの会社をやめています。ここからのフェーズは安定・継続など優秀な人材が必要な時期だと思うのでしょうがない。。。

1から10までのフェーズで一番大事なことは「胆力」だそうです。簡単にいうと「気持ち」です。私がそのフェーズが得意な理由です。サービスを産み出した創業者の思いを実現させるフェーズ。このフェーズは会社の人数も少なくて、1人あたりの業務量も多いのかと思いますが、個人的には分かりやすくて好きです。ブラック企業といわれガチなフェーズでもあると思います。たしかに私が働いている中でも数え切れないくらいのお別れがありました(一日で辞められた方もわりといらっしゃいました)。

私がなぜこのフェーズが好きなのか考えたのですが、答えは単純で、頭がよくなくても、根性(気持ち)さえあれば評価していただける期間だからだと思います。語弊はありますが、目的を実現するために、手段は関係なくて、とにかくやり切って結果を出せばいい。分かりやすい!そして熱い思いを持った優れた創業者の元で働かせてもらったから、「気持ち」を全面に出して仕事ができたと思います。まあ現実問題、会社が右方下がりだとそんなことは言ってられないのですが。。。

でもですね。私ももうすぐ45歳になるので、「気持ち」「根性」ばかり言ってられないとも思っております。今までの人生は自分の得意な働き方はできたと思っているのですが、ここ数年【0から1】を実現させたい気持ちも強くなっています。アイデア出しをここ数年始めていますが、正直頭が痛くなるくらい大変で辛いです。でもなにかしらサービスを産み出したい気持ちが日に日に強くなっています。少なくとも向こう半年の間で。

時間はありませんが、一度きりの人生なのでやってみるつもりです。溢れるまではいかないですが、いくつかやりたいことも浮かんできています。あとはもう少し具体化させて行動するだけ。うまくいってもいかなくてもnoteには記録を残していきます。

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